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とこてく京都

京都の御朱印めぐりや、お店めぐりなど。京都とこてく。どこへゆく。

嵯峨釈迦堂「清凉寺」(京都市右京区)の御朱印

しばし「ブログアップ、今になってしまいました」シリーズですm(_ _)m。「嵯峨釈迦堂(さがしゃかどう)」という通称で親しまれている清凉寺(せいりょうじ)」(京都市右京区の御朱印を紹介します。参拝したのは(随分前)去る3月15日「涅槃会」と「お松明式」が行われた日。参詣時、本堂に安置されている御本尊・釈迦如来立像(国宝)の御開帳が行われていて、その貴重なお姿を拝することができました。異国情緒あふれるお姿でした。

釈迦如来立像は釈迦37歳の時の生き姿を写した“三国(インド、中国、日本)伝来の生身(しょうしん)のお釈迦様”です。インドから中国へ伝わり、中国に渡っていた奈良東大寺の僧・奝然(ちょうねん)上人が中国の仏師に釈迦像を模刻をさせ、寛和元年(985)に日本へもたらされました。説明をお伺いする中で驚いたのは、釈迦像の体内に…なんと絹製の五臓六腑(絹製五臓模型)などが納められていたということ! 昭和28年(1953)に発見されたのだそうです。まさに“生身のお釈迦様”! 当日、絹製五臓模型の模造も見ることができました。

★「涅槃会」と「お松明式」に合わせて、境内の「狂言堂」では「嵯峨大念仏狂言」も開催されました。

tokoteku.hatenablog.jp

【御朱印】 

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(上から)「京都十三佛霊場 第2番 清凉寺『釈迦如来』」、「通称寺 奉拝 納経帳(通称寺の専用御朱印帳)」にいただいた御朱印、御詠歌。

【京都十三佛霊場納経帳】 

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サイズは縦約24.1cm、横役16.3cm(※通常の御朱印帳・大サイズよりひとまわりくらい大きい御朱印帳です)。バインダー式。京都十三佛霊場第1番「智積院」で購入しました。※「通称寺 奉拝 納経帳」は過去記事をご覧ください。

【境内風景】

清凉寺は「五台山(ごだいさん)」と号する浄土宗の寺院。その前身は、嵯峨天皇の皇子・源融の山荘「棲霞観(せいかかん)」。源融の死後、棲霞観は「棲霞寺」(現在の「阿弥陀堂」)に改められました。この棲霞寺が清凉寺の始まり。のち中国から帰国した奝然上人が先述の釈迦像を安置するため、中国の五台山清凉寺にならった「大清凉寺」の建立を計画しましたが、志なかばで逝去。奝然上人の弟子・盛算(じょうさん)が棲霞寺内に釈迦像を安置し、寺号も清凉寺に改められたのだそうです。

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「仁王門」を望む。

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「仁王門」には山号「五台山」。

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「回廊式庭園」を拝観。まっすぐに伸びる回廊を進むと「弁天堂」が見える。

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弁天堂」。写真ではわかりづらいですが、装飾が美しい。

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回廊。別の角度から。清々しい空間です。

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小堀遠州作と伝わる枯山水庭園。

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拝観後、本堂前にて。13基の「高張提灯」が並ぶ。

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阿弥陀堂」。源融の山荘「棲霞観」が営まれ、のち棲霞寺となった。源融は『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルのひとりといわれています。案内板によると「『源氏物語』「松風」に、光源氏が造営した「嵯峨の御堂」は大覚寺の南に所在したとあり、棲霞観の場所と一致する。」。

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阿弥陀堂」前の梅。

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「お松明式」で点火される3基の大松明(高さ約7m)が準備されている時に撮影。お松明式は涅槃会の行事。釈迦が荼毘にふされた時の様子を再現したものといわれています。午後8時過ぎに点火され、大松明の火の勢いで農作物の豊作、凶作を占うのだそうです。

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大松明にクローズアップ。松などの枯れ枝を結わえるのは藤づる。

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紅梅と「多宝塔」。

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境内には「あぶり餅」のお店があります。

※主要参考資料…清凉寺パンフレット/境内案内板/『洛中洛外 京の祭と歳時12カ月』(落合俊彦 著/竹内書店新社)/『京都大事典』(佐和隆研、奈良本辰也、吉田光邦ほか/淡交社)/『[決定版]京都の寺社505を歩く〈下〉洛西・洛北(西域)・洛南・洛外編』(山折哲雄 監修/槇野修 著/PHP研究所)ほか

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★お土産…この日は寒かったので、清凉寺近くにある有名なお豆腐屋さん「森嘉」さんで「嵯峨豆腐」を購入。湯豆腐にしました^^

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