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とこてく京都

京都の御朱印めぐりや、お店めぐりなど。京都とこてく。どこへゆく。

「今宮神社」(京都市北区)の“5面御朱印”“2面御朱印”(※注)、御朱印帳

「今宮神社(いまみやじんじゃ)」京都市北区)で頂戴した“5面御朱印”および“2面御朱印”(※注)を紹介します。(※注)“5面御朱印”および“2面御朱印”はあくまでも個人的な、便宜上のネーミングですm(_ _)m(以降記事中も同じく)。

平安期以前から今宮神社の社地には、疫病を鎮めるための疫神(えきしん)を祀ったお社があったといわれています(現・摂社「疫社」)。一条天皇の御代、正暦5年(994)に疫病が流行した際、朝廷は船岡山に疫神を祀って紫野御霊会を催しました。のち長保3年(1001)に疫病が流行した折、船岡山に安置されていた疫神が再び現在地に奉遷(神体をお移し申すこと)されるとともに、新しく3宇の神殿が造営され、「今宮社」と名付けられたのだそうです。「今宮」とは古くからある「疫社」に対し「新しい宮」を意味する名称なのだとか。

本社の御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)事代主命(ことしろぬしのみこと)奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)。疫社の御祭神は素盞嗚命(すさのをのみこと)

【御朱印~“5面御朱印”と“2面御朱印”】

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1面…白妙の とよみてぐらを とりもちて

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2面、3面…いはひぞ初むる 紫の野に

今宮神社のオリジナル御朱印帳では、以上3面に渡る「和歌」の御朱印を頂戴することができます。長保3年(1001)に御霊会が営まれた際、勅使・藤原長能(ながとう)(平安中期の歌人)が詠進し、神霊を宥(なだ)め奉った1首。「白妙の とよみてぐらを とりもちて いはひぞ初むる 紫の野に」。

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4面、5面…上述した「和歌」の御朱印に次いで「やすらい祭」の「花傘」(後述)の朱印と、社名の墨書から成る“見開き2面の御朱印”をいただくと“5面御朱印”になります。

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上は以前参拝時に頂戴した“見開き2面の御朱印”です。なお、1面の御朱印も授与されています。

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御朱印の“吸い取り紙”(右面、黄緑色の線画)にも「やすらい祭」の「花傘」が描かれています。

※「やすらい祭」「花傘」…「やすらい祭」は疫神を鎮める鎮花祭。大きな赤い「花傘」はお祭りの中心。4月第2日曜に執り行われます。「京都三大奇祭」の一つ(京都三大奇祭=「やすらい祭」「太秦の牛祭」「鞍馬の火祭」)。

【御朱印帳

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今宮神社のオリジナル御朱印帳です。サイズは縦約15.9cm、横約11.3cm。薄桃色(写真)と薄水色の2種類ありました。1200円。デザインは…おそらく徳川5代将軍・綱吉の生母・桂昌院にちなんだものと思われます。今宮神社は桂昌院氏神社。桂昌院西陣の八百屋の二女として生まれ、名を「玉」(お玉の方)といいました。徳川第3代将軍・家光の側室となり、5代将軍・綱吉を産み、従一位にのぼりつめた…まさに「玉の輿」を成し遂げた女性です。

【境内風景】

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鮮やかな朱色の「楼門」。大正期の創建。

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「楼門」の意匠。

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元禄年間、桂昌院寄進による「お玉の井」。手水盤は 京都西町奉行・小出淡路守守里による寄進。

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元禄期の遺構「神橋」から境内を望む。

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桂昌院レリーフ」。氏神社である今宮神社が荒れているのを嘆き、元禄年間、社殿を造営、神領を寄進。途絶えていた「やすらい祭」を復活させるなど復興に努めた神社中興の祖。

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「拝殿」。

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「本社」。

主要参考資料:今宮神社の案内板/今宮神社 由緒(リーフレット)/京都府神社庁「今宮神社」京都観光Navi:今宮神社/『京都大事典』(佐和隆研、奈良本辰也、吉田光邦ほか 編/淡交社)ほか

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★今宮神社の門前名物~あぶり餅

今宮神社の門前名物といえば…「あぶり餅」です。「一和」さんであぶり餅をいただきました。

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あぶり餅は1人前500円。やさしい甘さの白味噌だれと、香ばしいお餅のコンビネーションがたまりません♡