とこてく京都

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国宝「岩清水八幡宮」(京都府八幡市)の「八」の字が「双鳩」御朱印

今回は京都府八幡市の「男山(おとこやま)」に鎮座する「岩清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)」の境内風景と…「八」の字が「双鳩(そうきゅう)」御朱印を紹介します。

※なお、“「八」の字が「双鳩」御朱印”は当方が便宜上、呼称しているものです<(_ _)> 石清水八幡宮のこのほかの見どころや御朱印帳など過去記事は当記事の最後にまとめています。

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■ 今年2月、本社社殿群ほかが「国宝」指定されました!

「日本三大八幡宮」の一つに数えられている「石清水八幡宮」。今年2月、本社社殿群(「本殿」「摂社武内社本殿」「楼門」ほか10棟)と「附 棟札(つけたりむなふだ)3枚(修理時などに棟上げされた棟札)」が「国宝」に指定されました。先述の日本三大八幡宮とは「宇佐神宮」(大分県宇佐市)、「鶴岡八幡宮」(神奈川県鎌倉市)、そして「石清水八幡宮」をいうのだそうです。

■ 男山に鎮座。アクセス方法は?

石清水八幡宮京都府八幡市にある「男山」(標高142.5m)に鎮座。山上の本社社殿まで参道(階段)が整備されていますので階段をのぼってお参りすることもできますが、私は往路、京阪電車男山ケーブル」(同じく京阪電車八幡市」駅下車スグ。片道200円)に乗車、復路は参道の階段を利用して山を下ります。日が高いうち少しでも早めに本殿へ行き、帰りは余裕を持ってじっくり散策して帰ろう…という魂胆!?です^^;; また下山する方が体力的にもラクという利点があります^^;;

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男山とそのふもとに境内地が広がります。境内面積は想像がつかない数字ですが^^;; 約25ヘクタール(約7万6000坪)あるとか。本社社殿や摂社などじっくり見てまわるには一日かがりになるかナ?と思います。ちょっとした遠足気分、冒険気分が楽しいですヨ(^-^)

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京阪電車八幡市」駅下車、スグ近くにある「男山ケーブル」に乗って「男山山上」駅へ! 遠足気分が味わえそうですよね(^-^) ケーブルに乗る…といっても「男山山上」駅まで所要時間は2分くらいでしょうか!? あっ(O_O)という間に到着します。

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男山ケーブル」の車窓から…。トンネルの向こうに見えるのは途中、行き交う車両です。旅情を感じる風景です。

■ 「男山山上」駅〜山道を歩く。

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上の写真、「男山の野鳥たち」の案内板は「男山山上」駅を下車、岩清水八幡宮の本社社殿へ向かう山道の入り口にあります。いろいろな野鳥が生息しているのですね! 山道といっても整備されていますのでご安心を^^ 豊かな緑に囲まれていますので、市街地と比べると気温も少し低め。涼しかったですヨ^^

■ 「手水舎」に到着!

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緑を楽しみながら山道を進むと、「手水舎」近くにたどり着きます。上の写真は「手水舎」の辺りから本社社殿まで伸びる参道を撮影したもの。写真奥に見える鳥居は「三ノ鳥居」です。「一ノ鳥居」「二ノ鳥居」は男山のふもとにあります。参道には灯籠がズラリ!と並んでいます(O_O) 境内には480余りの石燈籠が奉納されているのだとか。灯籠のカタチを見るのも一興です。

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こちらは参道にあった灯籠の一つ。灯籠に刻まれているのは…双鳩かな? ※後述しますが、鳩は八幡大神(はちまんおおかみ)のお使い(神使:しんし)なのだそう。「神鳩(しんきゅう)」とも。

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「手水舎」。額には「石清水つきぬみいつをとこしえにくみてあがめむ神の御光」と記されています。

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「手水舎」のすぐ北には末社「竈神殿(そうじんでん)」があります。御祭神は迦具土神(かぐつちのかみ)ほか四柱の神々で、御神徳は台所守護。写真左に見える黒板には訪れるたび、異なる格言が記されています。以前は千利休の言葉でした。

■ 「南総門」をくぐり、参拝。

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「南総門」から本社社殿(国宝)を望む。社殿が若干、西方向を向いているのがわかりますでしょうか? これは参拝の帰り、御祭神に対して背を向けないようにその中心をズラしているのだそうです。現在の社殿は江戸前期の寛永11年(1634)徳川家光による修造。

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極!彩!色!(O_O) 目にも鮮やかな彫刻に出会える壮麗な「楼門」!

楼門(国宝)の奥に「八幡造(はちまんづくり)」(※)の「本殿」(同)があります。国内の八幡造の本殿の中では現存最古、最大規模を誇るのだそうです。※八幡造…切妻造(きりつまづくり:本の中ほどを開いて伏せた形の屋根)、平入(ひらいり:屋根が面に見える部分に入口がある構造)の建物を前後に2棟並べてつないだ本殿形式。

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楼門の彫刻にクローズアップ! こちらは

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こちらは

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金色に輝く「阿吽(あうん)」の鳩も^^

右の鳩が「阿」、左の鳩が「吽」。鳩は八幡大神の神使(しんし)なのだとか。「阿吽の呼吸」で神前を守っているそうです。阿吽の呼吸…2羽で目的を成すには気持ちの一致が大切ということかナ。

◼︎ 岩清水八幡宮を“プチ学び”。

ここで石清水八幡宮の由緒を簡単に…。御祭神は応神天皇(おうじんてんのう)、比咩大神(ひめおおかみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)。三座の神々を総称して「八幡大神(はちまんおおかみ)」。御神徳は国家鎮護、厄除開運、必勝、交通安全、安産、病気平癒。

平安前期の貞観(じょうがん)元年(859)、奈良の大安寺の僧・行教(ぎょうきょう)が宇佐八幡神を男山に勧請したことに始まり、その翌年貞観2年(860)に社殿が造営されました。都の裏鬼門(西南)を守護する王城鎮護の神として、伊勢神宮に次ぐ「第二の宗廟(そうびょう)」として朝廷からあつく信仰されたほか、源氏一門は八幡大神氏神として崇敬。また、多くの武士から武運長久の神として信仰されてきました。

※主要参考※石清水八幡宮パンフレット、境内案内板ほか。

■ 本社社殿の周囲をめぐります。

以下のほかにも本社社殿の周囲には「信長塀」「鬼門封じ」「楠木正成公の樟」等々、見どころがたくさんあります。じっくり散策してみてくださいネ(^-^) 山上には休憩所もあります。また「昇殿参拝」(拝観料要)も行なわれています。※詳細は石清水八幡宮の公式ホームページをご確認ください。

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双鳩がいますヨ。ほかにも双鳩がデザインされた吊り灯籠が見られます。

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本社社殿の北東に鎮座する摂社「若宮社」(左)、「若宮殿社」(右)。若宮社の御祭神は仁徳天皇男性の守護神で学業成就、祈願成就の御神徳があるとか。若宮殿社の御祭神は応神天皇の皇女、女性の守護神で心身健康、祈願成就の御神徳があるそうです。

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若宮社にて。彫刻のモチーフは鳳凰でしょうか? 優しさを感じるのはくちばしを開いたその表情が笑顔見えるからだと思います^^ 何か話しているようにも見えます。

■ 帰りは徒歩で男山を下山しました。

男山中腹にも摂社が鎮座。※私は往路「男山ケーブル」利用、復路は歩きで下山しました。摂社へはもちろん歩きで登山時、訪れることもできます。

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下山途中、摂社へ。こちらは石清水八幡宮の社名の由来となった摂社「岩清水社」。宇佐八幡神が男山に勧請される以前から祀られていたのだとか。御祭神は天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)。御神徳は心願成就。写真左に見える石鳥居の奥には霊泉「石清水井」(井戸)があり、清水が湧き出ています。ちなみに石鳥居は江戸前期の寛永13年(1636)京都所司代(きょうとしょしだい)・板倉重宗(いたくらしげむね)が寄進したもの。

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こちらは「松花堂跡(しょうかどうあと)」。石清水八幡宮の社僧(神社で仏事を行う僧侶)であった松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)が庵を結んだ場所。この地にあった建物は「松花堂庭園」(京都府八幡市)に移築されました。松花堂…どこかで聞いた名前ですね(O_O) 松花堂昭乗が使っていた「箱」(農家で種子入れとして用いられていた箱を改良し、使用)が松花堂弁当」のルーツになったそうですよ^^

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摂社「高良(こうら)神社」。御祭神は高良玉垂命(こうらたまだれのみこと)。地域の氏神様で、心願成就の神様。吉田兼好の『徒然草』にも記されているそうです。後述する高良社の御朱印にも「徒然草 第五十二段の地」という印が押印されています。

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男山のふもとに立つ「一ノ鳥居」の扁額。「八」の字は「双鳩」です(^-^) 平安中期の書家・藤原行成(ふじわらのゆきなり)の書を松花堂昭乗がそのまま書き写したといわれています。松花堂昭乗は江戸初期の僧であり書画家です。「そのまま書写」ということは…藤原行成の作による絵文字!? 王朝の絵文字といえるかもしれませんね。

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■ 御朱印~「八」の字が「双鳩」御朱印

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八幡大神」の「八」の字が「双鳩」で表され、右側の鳩が羽ばたいています。よく見ると年月、「平成ニ十八年」の「八」、「八月」の「八」も鳩(O_O) 「国宝」の印も押印されます。

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右面は摂社「武内社(たけうちしゃ)」(国宝)の御朱印。武内社は本殿瑞籬(みずがき)内に鎮座。御祭神は武内宿禰命(たけしうちのすくねのみこと)。延命長寿の神様。角印の左下に見える「熊笹」は武内宿禰の神紋「熊笹紋」をモチーフにしたものなのだそう。「国宝」の印が押印されています。

左面は摂社「石清水社(いわしみずしゃ)」の御朱印。小さく見える「瓢箪」型の中には「霊泉」と刻まれています。「瓢箪」型は先述した石清水八幡宮の社僧・松花堂昭乗が使用した印をもとにした意匠。いずれも「平成ニ十八年」の「八」、「八月」の「八」が鳩です。

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「高良神社」の御朱印。「徒然草 第五十二段の地」の黒印が押印されています。こちらも「平成ニ十八年」の「八」、「八月」の「八」が鳩です。

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★「岩清水八幡宮」の過去記事。見どころや御朱印、御朱印帳など…

石清水八幡宮、八幡市駅周辺で出会った、エジソンと竹。 - とこてく京都

男山に鎮座する「石清水八幡宮」(京都市八幡市)の御朱印 - とこてく京都

「男山ケーブル」に乗って「石清水八幡宮」(京都府八幡市)へ(+御朱印帳)。 - とこてく京都

石清水八幡宮の御朱印帳 - とこてく京都

★ちなみに…「道途八幡宮」(京都市上京区)にも鳩がいっぱい!!!ですヨ。

源義経、奥州平泉へ旅立ちの地「首途八幡宮」(京都市上京区)の御朱印 - とこてく京都

★また…先日、「鳩」の朱印が押印された「若宮八幡宮(わかみやはちまんぐう)」(京都市東山区)の御朱印を紹介しました。

京の夏の寺社めぐり。「六道珍皇寺」~「京都五条坂 陶器まつり」~五条坂に鎮座する「若宮八幡宮」(プラス、御朱印)。 - とこてく京都

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このたびも最後までご覧いただき、誠にありがとうございました! 実はこの日の夕方、京都市内に帰ってから映画「シン・ゴジラ」を見に行きました^^ 石清水八幡宮から映画館へ…東奔西走^^; また…何というか時空を超える感覚⁉︎ なので途中、ひと休み、ふた休み…して気持ちを切り替えました^^;; 「シン・ゴジラ」、面白かったです^-^/ 天羽々斬!(←見られた方はわかる?)。

五山の送り火~通称「大文字寺(浄土院)」(京都市左京区)の「大文字」御朱印

昨日も少し写真で紹介しました(山鉾(「休み山」を含む)35基の御朱印めぐり〜祇園祭2016 - とこてく京都)。8月16日は「五山の送り火でした。夕方からにわか雨が降り、まもなく小雨になったので…もしかしたら止むかも?と思いきや、甘かったですね…。大雨警報が発せられていたそうです。午後7時くらいから…

豪雨!ドシャ降り!

でも…見に出かけました^^; 五山の送り火(のうち、大文字)。ザァザァ!!!バチバチ!!!とまるでアスファルトを叩きつけるかのように降る大雨(T-T) 途中で引き返そうかなとひるみましたが、一旦、外に出て歩き始めていましたので腹をくくりました。

さて…五山の送り火はお盆に迎えたご先祖様の精霊(オショライサン)を再び冥土へと送る、精霊の送りの火。精霊の足元を照らすといわれています。午後8時、京都盆地の周囲にある山々に5分間隔で順次火が灯されます。

  • 20:00点火…「東山如意ヶ嶽(大文字山)」[標高466m]の「大文字」
  • 20:05点火…「松ヶ崎西山(万灯籠山)」[標高133m]と「松ヶ崎東山(大黒天山)」[標高187m]の「妙」「法」
  • 20:10点火…「西賀茂船山」[標高317m]の「船形」
  • 20:15点火…「大北山(左大文字山)」[標高231m]の「左大文字」
  • 20:20点火…「嵯峨鳥居本 曼荼羅山」[標高100m]の「鳥居形」

※かつて五山のほかにも「い」「一」「蛇」等々の送り火があったそうですが、それらは途絶えてしまったらしく現在見ることはできません。

今年撮影した「大文字」。なんですが…

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真っ暗(O_O) 見えませんでした(;。;)

でも無事に点火されたそうです! 昨日は激しい雨でしたので人出は少ないかな?と踏んでいましたが、晴れていた昨年と比べてもそんなに変わりはなく、若干少ないかな?という感。多くの方々が見に来られていました。暗闇&大雨の中、点火されているであろう大文字山の「大文字」に向かって合掌。五山の送り火の儀式、点火に従事されてらっしゃる皆様は大変ご苦労されたことと思います。感謝致します。

残念ながら直に目にすることはできませんでしたが、「KBS京都(京都にあるテレビ・ラジオ局)」の「生中継! 京都五山送り火」を録画していたので帰宅後、ゆっくりと見ました^^

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昨年撮影「大文字」。「大」の字の1画目の長さ80メートル、2画目の長さ160メートル、3画目の長さ120メートルあります。以下から普段、昼間に撮影した「五山」風景です。いずれもこれまでさまざまなスポットから撮影したものです。撮影時期もさまざまです。なお「五山」風景といいながら「鳥居形」の写真がありません<(_ _)>

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「東山如意ヶ嶽」の「大文字」。「大」の字は弘法大師空海が始めた等々の諸説があります。

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「大文字」の雪景色。

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「松ヶ崎西山・東山」の「妙・法」。

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おぉ~っと、わかりづらい^^;; 「西賀茂船山」の「船形」と「大北山」の「左大文字」。

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「船形」の近景。「西方浄土」に向かう船です。

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これもわかりづらいですね^^;; 「左大文字」。

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「左大文字」の近景。

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◼︎「大文字山」を管理する「浄土院」、通称「大文字寺」の御朱印

「東山如意ヶ嶽」のふもと、「銀閣寺」の北隣にある「浄土院(じょうどいん)」。その山号は「清泰山(せいたいざん)」。浄土宗知恩院派に属する寺院です。五山の送り火の一つ「大文字」を管理するお寺であることから「大文字寺(だいもんじでら)」と通称されています。

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平成25年6月に撮影。

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以前いただいた御朱印です。「通称寺」の専用御朱印帳にいただきました。「大」の朱印が押印され、浄土院の通称「大文字寺」も墨書きされています。送り火当日、東山如意ヶ嶽山上の弘法大師堂では浄土院ご住職による読経が行われます。

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このたびも最後までご覧いただき、ありがとうございました(^-^)

山鉾(「休み山」を含む)35基の御朱印めぐり〜祇園祭2016

お盆も終わろうとしています。今日8月16日は「五山の送り火です。

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昨年撮影。「大文字」。

五山の送り火からの…過ぎし7月の話^^;;になってしまいましたが<(_ _)> 今回も「八坂神社」(京都市東山区)の祭礼祇園祭です。「前祭(さきまつり)」「後祭(あとまつり)」の宵山期間中(前祭宵山7月14日~16日、後祭宵山7月21日~23日)、各山鉾の会所で授与されている「山鉾の御朱印」をピックアップします。

※注※ 以下記事内容は個人的な経験によるものです。なお山鉾の御朱印、授与期間は既に終わっていますm(__)m 上述の通り、宵山期間に授与されています。

■ 各山鉾の御朱印、授与期間など…

前祭、後祭の宵山期間中、(「休み山(※災害に遭い、巡行に参加できていない山)」を含む)35基ある山鉾の町会所では、各山鉾の御朱印が授与されています。前祭宵山期間中は「長刀鉾なぎなたほこ)」「函谷(かんこ)鉾」「月鉾」「山伏山(やまぶしやま)」などなど前祭巡行23基の、また後祭宵山期間中は「橋弁慶山」「南観音山」「北観音山」「大船鉾」などなど山鉾全10基の御朱印がいただけます。休み山2基の「鷹山(たかやま)」「布袋(ほてい)山」の御朱印もいただけました。

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今年いただいた山鉾の御朱印。

■ 御朱印帳

祇園祭シーズン前から京都市内の書店や山鉾の会所などで“山鉾御朱印めぐりの専用御朱印帳”が販売されています。また、山鉾によってはオリジナル御朱印帳を授与されているところも。後述する「船鉾」(前祭)のほか、今年「山伏山」(同)でもオリジナル御朱印帳が授与されていたようです。ほかにも「大船鉾」(後祭)で無地の御朱印帳が授与されているのを見かけました。

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祇園祭の山鉾御朱印めぐりは今年で4年目。過去4年分の御朱印帳です。

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上写真、後列は『月刊京都』さんが製作されている『祇園祭山鉾ご集印帳』。山鉾の名称が記載されているので、とてもめぐりやすいです(^-^) 祇園祭シーズン前から京都市内の書店や山鉾の会所などで販売されています。

祇園祭、期間限定御朱印、各山鉾の御朱印 - とこてく京都

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上写真、前列、左から2冊は「船鉾」のオリジナル御朱印帳。右は一昨年、左は今年授与いただいたもの。いろいろな図柄が用意されているので、それらの中から好みのものを選びます。どの図柄にしようか?迷うところなのですが、ブルー系が好きなので直感で選ぶとどうしても似通った色を選んでしまいます^^;

祗園祭の山鉾、御朱印めぐり。「船鉾」の御朱印、御朱印帳 - とこてく京都

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上写真、前列、右は「八坂神社」のオリジナル御朱印帳。山鉾御朱印めぐりの専用御朱印帳ではありませんが、個人的に専用御朱印帳として使用しました。八坂神社のオリジナル御朱印帳は過去記事内(「八坂神社」(京都市東山区)で行われた「初能奉納」を見に行く(プラス、御朱印、御朱印帳)。 - とこてく京都)でも紹介しています。

■ “セルフ御朱印”方式、御朱印料は「志納(志し)」

各山鉾の御朱印は自分自身で御朱印を押印する…つまり“セルフスタイルの御朱印”です。セルフですから御朱印帳に押印する際のレイアウトも自由です。御朱印料は「志納(志し)」というところが多いです。各会所の朱印所に「折敷(おしき)」や「賽銭箱」などが設置されていますので、そちらに浄銭を納めてマイ御朱印帳に御朱印をいただきます。

■ 山鉾の御朱印ピックアップ…

35基分の御朱印全画像を掲載したいところですが^^; これまた数日に及びそうなので、いくつか個性的な御朱印をピックアップすることにしました。※以下順不同。

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山鉾巡行、不動のトップ! 「長刀鉾なぎなたほこ)」(前祭)では3種類の御朱印が授与されています。鉾の頂上にある「鉾頭(ほこがしら)」の「大長刀」が印象的な御朱印。 

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長刀鉾の全容。今年、前祭宵山期間に撮影。

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長刀鉾の鉾頭「大長刀」のアップ。昨年、前祭宵山期間に撮影。

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疫神(えきじん:疫病を流行らせる神)の依代(よりしろ)である「真木(しんぎ)」の中ほどにある「天王座(てんのうざ)」と称されるところに「放下僧(ほうかそう:芸をしながら仏法を説いた僧)」を祀る「放下鉾(ほうかほこ)」(前祭)。

その御朱印は鉾頭の「(日・月・月の)三光」がモチーフ。「三光」の形が「州浜(すはま)」に似ていることから別名「すはま鉾」と称されています。授与品の「ミニうちわ」(写真下、右)の背面にも御朱印をいただくことができました。

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上の写真が放下鉾の鉾頭「三光」。日・月・星の三光が下界を照らす形なのだとか。写真ではわかりづらいですが(見えませんが)、天王座に放下僧が祀られています。

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上の写真は放下鉾の巡行風景(2014年に撮影)。巡行に携わる人々の法被などにも「三光」がデザインされていますネ。

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右は「木賊山(とくさやま)」(前祭)。実に精巧な切り絵です(゜o゜; 左の「四条傘鉾(しじょうかさほこ)」(前祭)では「四条傘鉾」と書かれた「赤幣(あかへい)」を貼り付けていただけるほか、「招福」の護符もいただけました。

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四条傘鉾。傘の上に「若松」と「赤弊」(赤色の御幣)が飾られます。昨年前祭宵山期間中に撮影。

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四条傘鉾の提灯。いつも思うのですが、四条傘鉾の紋は…ニッコリ笑顔に見えます(⌒▽⌒)

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右の「鮎」が2匹、悠々と泳ぐ御朱印は「占出山(うらでやま)」(前祭)のもの。占出山は神功皇后(じんぐうこうごう)が鮎を釣って戦勝の兆しとした故事にちなむ山で、「鮎釣山(あゆつりやま)」とも称されています。 

左は「山伏山」(前祭)の御朱印。八坂神社の神紋「木瓜紋(もっこうもん)[五瓜に唐花(ごかにからはな)]」と、お寺でよく見かける「輪宝紋(りんぽうもん)」が組み合わされていますネ。山伏山は神仏習合時代の姿を残した山といわれ、御朱印でもそれが見受けられます。山伏山の御神体である“スーパー法力の持ち主”、淨蔵貴所(じょうぞうきしょ)については過去記事で取り上げています。

至るところで「三猿」(見ざる、聞かざる、言わざる)に出会える! 「八坂庚申堂(金剛寺)」(京都市東山区)へ(プラス、御朱印)。 - とこてく京都

一条戻橋、橋のたもとに咲く…早咲きの桜(からの…諸々^^;;) - とこてく京都

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占出山の会所にて。写真手前に「鮎」が2匹います(O_O) 巡行時、占出山の御神体・神功皇后は右手に釣り竿、左手に釣り上げた鮎を持っています。

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右は「蟷螂山(とうろうやま)」(前祭)の御朱印。蟷螂山は前回取り上げました(山鉾で授与されているご利益グッズ(授与品)~祇園祭2016 - とこてく京都)。

左は「橋弁慶山(はしべんけいやま)」(後祭)の御朱印。五条大橋で牛若丸と弁慶が戦っている様子が表されています(祇園祭2016~「後祭 山鉾巡行」 その1:橋弁慶山~南観音山 - とこてく京都)。蟷螂山、橋弁慶山とも“動き”があります^^

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「芦刈山(あしかりやま)」(前祭)は迫力ある大判の御朱印。見事な切り絵です(O_O) 前述の通り、山鉾の御朱印はセルフスタイルで、レイアウトも自由です。大判の御朱印(御朱印帳 右面)と、山の名称、山の紋(御朱印帳 左面)を見開きでいただきました。

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中国の故事「登龍門」に取材した「鯉山(こいやま)」(後祭)の御朱印。龍門の滝を登る鯉が表現されています。躍動感があります。鯉山の巡行の模様はこちら(祇園祭2016〜「後祭 山鉾巡行」その2 鈴鹿山〜大船鉾/「花傘巡行」 - とこてく京都)。

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先日の記事で取り上げました(山鉾で授与されているご利益グッズ(授与品)~祇園祭2016 - とこてく京都)。「鷹山」(後祭)の御朱印。御神体が細かく表現されています。左上に見える和歌は「翁(おきな)さび人なとがめそ狩衣(かりごろも)けふばかりとぞ鶴(たづ)も鳴くなる」 (『後撰和歌集在原行平[ありわらのゆきひら])。

■ 墨書きの御朱印を授与いただける山鉾も…

例えば「綾傘鉾(あやがさほこ)」(前祭)と「大船鉾(おおふねほこ)」では墨書きの御朱印がいただけます。

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「綾傘鉾」で授与されていた墨書きの2種類の御朱印。右は綾傘鉾の会所が置かれる京都市中京区に鎮座する「大原神社(おおはらじんじゃ)」(墨書きは「綾傘鉾大原社」)、左は鉾の名称「綾傘鉾」。通常(祇園祭 前祭宵山期間以外)、大原神社の門は閉じられていると思いますので、前祭宵山期間にいただける貴重な御朱印です。

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綾傘鉾では書き置き(印判)の御朱印も授与されていました。先に掲載した2種類の墨書きと、書き置きの内容が若干異なります。右の「大原大神宮」 は大原神社の拝殿に掲げられている扁額の書の写しです。扁額は江戸期の書博士・岡村保孝の書によるものなのだそう。

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こちらが大原神社の扁額。大原神社の御祭神は「大原大明神(伊邪那美命)」「八品大明神(大国主命)」「蛭子大明神(事代主命)」。

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「大船鉾」(後祭)で授与されていた墨書きの御朱印「凱旋(がいせん)」。前祭巡行の「船鉾(ふねほこ)」は「出陣船鉾」といわれ、後祭巡行の大船鉾は「凱旋船鉾」と称されています。

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■ 祇園祭《後祭十ヶ町集印ご利益めぐり》

後祭宵山期間、祇園祭《後祭十ヶ町集印ご利益めぐり》」も行われています。専用台紙に後祭10基の山鉾の御朱印を集めると、「後祭巡行記念手ぬぐい」をいただくことができるという催しです。手ぬぐいは限定2000枚用意され、先着順でした。後祭宵山期間(7/21~7/23)の最終日、7月23日には台紙そのものが無くなっていましたので、もし来年も同じ催しが行われるのなら、早めに訪れた方が良いかも。

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■ 祇園祭 期間中、「御霊会」の限定御朱印〜八坂神社 ほか、山鉾の御朱印に関する過去記事まとめ

祇園祭の御本社「八坂神社」では祇園祭期間限定の「御霊会」の御朱印が授与されています。山鉾巡行の様子がカラーで描かれ、「御霊会」と墨書きされている美しい御朱印です。過去記事をご参照ください。

もうすぐ祇園祭! 「八坂神社」(京都市東山区)の祇園祭絵馬、限定御朱印、境内風景ほか - とこてく京都

八坂神社(京都市東山区)の御朱印、「祗園祭」(7月1ヶ月間)限定御朱印 - とこてく京都

祇園祭、期間限定御朱印、各山鉾の御朱印 - とこてく京都

祗園祭の山鉾、御朱印めぐり(前祭宵山) - とこてく京都

祗園祭の山鉾、御朱印めぐり(後祭宵山) - とこてく京都

祗園祭、「布袋山」の御朱印 - とこてく京都

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◼︎ 祇園祭 山鉾御朱印めぐりの楽しみ…

山鉾御朱印めぐりは今年で4年目。毎年訪れるたび、新しい発見があります。時に各山鉾町の会所の方々とのコミュニケーションも楽しいもの^^ また、毎年の御朱印めぐりが終わった後も御朱印帳を眺めながら「あぁ、あの時はあんなこと、こんなことがあったなぁ^^」等々、思い出に浸る⁉︎のも楽しいひととき(^-^)

さらに、休み山を含む35基ある山鉾を実際に見て学ぶきっかけにもなります。各山鉾町をぐるぐるぐるぐる…と歩くのは結構運動になりますので、汗をかくのも気持ちが良いですヨ。散策途中、休憩時間のアイスコーヒー or ティーが美味しいこと!(お酒は飲めません^^;)。ただし、宵山期間中はかなり暑いですし、突然雨が降る場合もありますので、暑さ&雨対策は必須です。

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祇園祭の間にもとこてくとこてく寺社を巡っていました(^-^) 我ながら^^; 結構、体力がある方だなぁと…。かなり歩きますし汗もかきますので、「運動、ダイエットにもなっているハズ!」と思うのですが、歩いて汗をかいた後は「ごはん(特に夜ごはん)はいっぱい食べても大丈夫♡ 甘いものも大丈夫♡」と心の中のミニクロワッサン⁉︎(←ドンクじゃない(笑))が甘〜い誘いの言葉を投げかけてきて、結局、もりもり食べますので痩せませんね^^; 逆に歩き回ったためか⁉︎ふくらはぎが太くなった感も^^; それは…む・く・み⁉︎(がとれない⁉︎)。

後記が長くなりましたm(__)m このたびも最後までご覧いただき、誠にありがとうございました! 祇園祭ネタ、これ以降、別ネタをお送りしながらも時々挟んでいくかもしれません。どうぞよろしくお願い申し上げます。

京の夏の寺社めぐり。「六道珍皇寺」~「京都五条坂 陶器まつり」~五条坂に鎮座する「若宮八幡宮」(プラス、御朱印)。

今回は祇園祭ネタ…ではありません^^; 久しぶりに御朱印を紹介します。

先日、京都市東山区にある六道珍皇寺」、そして「京都五条坂 陶器まつり」へ。六道珍皇寺では毎年8月7日から10日までの4日間「六道まいり」(※後述)が行われ、また六道珍皇寺近くの「五条坂(「清水焼」の窯元が多い地域)」では同じ期間「京都五条坂 陶器まつり」が開催されます。8月7日から10日まで…といえば、今日まででしたね^^;; 来年の夏、京の寺社めぐりの参考にm(__)m

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● 散策ルート … (1)六道珍皇寺→(2)みなとや幽霊子育飴本舗さんの「幽霊子育飴」(過去記事)→(3)京都五条坂 陶器まつり→(4)若宮八幡宮

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(1)「六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)」の「六道まいり」

六道珍皇寺…珍しい寺号ですよね。「六道」は読めても「珍皇寺」はなかなか読み方が難しいのではないでしょうか^^ 六道珍皇寺臨済宗建仁寺派大本山建仁寺」の塔頭寺院。山号は「大椿山(だいちんざん)」。御本尊は薬師如来。平安前期、弘法大師の師である慶俊僧都(きょうしゅんそうず)によって開かれたといわれています(ほか諸説あり)。

先述の通り、六道珍皇寺では毎年8月7日から10日までの4日間、お盆の精霊迎え(しょうりょうむかえ)の行事「六道まいり」が行われます(本日まで行われていました^^;)。期間中、境内にある鐘楼で「迎え鐘(むかえがね)」を撞く参拝者の方々で賑わいます。「迎え鐘」は冥土まで響き、ご先祖様の精霊を冥土からこの世へ呼び戻すといわれています。

※主要参考:境内の案内板/六道珍皇寺略縁起ほか。

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六道珍皇寺が面する「松原通(まつばらどおり)」には「六道まいり」の旗がたなびく。

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六道珍皇寺の山門。こちらは昨年(2015)「六道まいり」の期間中に撮影したもの。

六道珍皇寺では六道まいりや特別公開時、「金朱印」(“金泥”で書かれた御朱印)など荘厳な御朱印が授与されています。以下の過去記事で紹介しています。

tokoteku.hatenablog.jp

(注)以下はいずれも今年の六道まいりで授与されていた御朱印帳、御朱印ではなく以前授与いただいたものです。いずれも特別公開時に授与されていました。

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昨年の六道まいり、また今年冬の特別公開期間に授与いただいた六道珍皇寺のオリジナル御朱印帳です。左の絵柄は「小野篁卿(おののたかむらきょう)」、右は「閻魔(えんま)大王」。六道珍皇寺の境内には「閻魔堂」(「篁堂(たかむらどう)」とも)があり、堂内には平安時代の貴族・文人である小野篁の作と伝わる「閻魔大王像」、また等身大といわれる「小野篁像」が安置されています。

先述の通り、小野篁平安時代の貴族。“遣隋使で知られる小野妹子の子孫”なのだとか。不思議なレジェンド(!?)の持ち主で、昼は朝廷で仕事、夜は閻魔庁に勤めていた…と伝えられています。本堂裏庭には小野篁があの世とこの世を行き来したと伝わる「冥土通いの井戸」「黄泉(よみ)がえりの井戸」があります。

※いずれも過去、特別公開時に拝観。今後も特別公開されるかと思いますので、その際はぜひ参拝してみてください。

引き続き…御朱印です。

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昨年、六道まいり期間中にいただいた(ブルーメタリックの)「醫王殿(いおうでん)」の御朱印。「醫王(医王)」とは薬師如来の別称。六道珍皇寺の御本尊は薬師如来

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今年冬、特別公開期間にいただいた(ローズメタリックの)「閻魔大王」(右)と、御本尊の「薬師如来」(左)。

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今年春、特別公開期間にいただいた(グリーンメタリックの)「小野篁卿」。

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(2)六道珍皇寺への参拝の行き帰り、お土産にいかが? 「みなとや幽霊子育飴(こそだてあめ)本舗」さんの「幽霊子育飴」

六道珍皇寺から西へスグのところにあります。「六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)」もすぐ近く。以下過去記事内で紹介しています。

tokoteku.hatenablog.jp

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(3)陶器商の出店、約400店が立ち並ぶ! 「京都五条坂 陶器まつり」

清水焼発祥の地「五条坂(ごじょうざか)」一帯に陶器商の出店が立ち並ぶ「陶器まつり」。上述した「六道珍皇寺」の「六道まいり」と同じ期間、毎年8月7日から10日までの4日間開催されています(※本日終了<(_ _)>)。その出店の数はなんと約400店!

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「川端五条」(京阪「清水五条」駅辺り)から「東大路五条」(「大谷本廟」前くらい)まで「五条通」の歩道、両側に陶器商の出店が並びます。1店1店、作家さんこだわりの作品を見て歩くのが楽しいですヨ(^▽^) じっくりと見て歩くなら…暑さ対策は必須です! また暑い日、器を手に取って見る時は注意^^; 器が熱くなっています^^;

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器を購入したお店で撮影させていただきました。店主さんとの会話も楽しいひとときです。良い買い物ができました(^-^)

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(4)五条坂に鎮座する「若宮八幡宮(わかみやはちまんぐう)」

陶器まつりが行われる五条坂に鎮座する「若宮八幡宮」。平安時代、天喜(てんぎ)元年(1053)後冷泉(ごれいぜい)天皇の勅願(天皇の祈願)により源頼義(みなもとのよりよし)が創建したといわれています。源頼義…ごく簡単にいえば^^;; 源頼朝(よりとも)の5代前のご先祖様ですね。

もともと「六条醒ヶ井(ろくじょうさめがい)」(現・京都市下京区にある「西本願寺」付近)に創建されたそうですが応仁の乱後、社地の移転を繰り返し、江戸時代の慶長10年(1605)現在地に移されたとか。

御祭神は応神(おうじん)天皇、仲哀(ちゅうあい)天皇、神功(じんぐう)皇后。また、のちに陶器の神様、椎根津彦命(しいねつひこのみこと)が祀られたことから「陶器神社」ともいわれています。

※主要参考:境内の案内板ほか。

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若宮八幡宮の境内。

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唐突ですが、問題です。こちらは陶器でできた…何でしょう??? 先に掲載した境内風景写真にも少し写っています^^;

▽湯飲みやお茶碗やお皿がいっぱい! 何?

▽一体?

▽何?

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答えは…陶器人形「青龍」です!!!

説明書きを見ますと、地元の窯元さんから提供された陶器を用い、京都造形芸術大学の学生さんと地元の方々が協力して制作された作品なのだそう。定かではありませんが、おそらく陶器人形の展示は陶器まつりの期間中だと思いますm(__)m (※今年の陶器まつりは既に終了)。

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青龍のツメは徳利で表現されていますね^-^ ちなみに昨年は…(※以下、昨年の様子です)

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昨年は…陶器人形「風神 雷神 晴神」が展示されていました。今年は「青龍」。来年の作品展示が楽しみですね(^-^)

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さて、引き続きクエスチョン! 上の写真は何でしょう?…

▽キレイなお皿がいっぱい! 何?

▽一体?

▽何?

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答えは…「陶器神輿」です!(※当記事掲載の「陶器神輿」の写真はすべて昨年、陶器まつり期間中、若宮八幡宮の境内に安置されていたところを撮影したものです)。

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美しいお皿の数々で飾られた御神輿。珍しいですよね(゜o゜; よく見ると、(上写真の緑の部分)擬宝珠(ぎぼし)も陶器(O_O) 陶器まつり開催期間中、8月8日には「陶器神輿」が会場を練り歩いたのだそうです。一度、巡行風景を見てみたいのですが^^;; まだ見られていません(T-T)  来年こそは!!!

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若宮八幡宮の本殿。こちらも昨年撮影した写真です。前述の通り、陶器の神様、椎根津彦命(しいねつひこのみこと)が祀られていることから「陶器神社」とも称されています。向かって左側の提灯に「陶器神社」という社名が見られます。

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若宮八幡宮の御朱印です。以前頂戴したもの。

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右上の朱印、若宮「八」幡宮の「八」の字が向かい合った「鳩」で表されています(^-^)

★ちなみに今日8月10日は「ハトの日」なのだそうです。鳥さんたちへの愛情いっぱい♡いつもhappyを届けてくださるhappyさんのブログ、そして日々の暮らしに気づきを与えてくださるsoftwindさんのブログで教えていただきました。ありがとうございました(^▽^) 勝手に言及してしまい、スミマセン。

siawasetori.hatenablog.jp

kihaseason2015.hatenablog.com

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このたびもご覧いただき、誠にありがとうございました。今回紹介した行事やイベントは終わってしまいましたが<(_ _)> 来年の参考になれば幸いです。

山鉾で授与されているご利益グッズ(授与品)~祇園祭2016

すでに8月に入り1週間以上経ちましたが^^; 引き続き「八坂神社」(京都市東山区)の祭礼「祇園祭レポートですm(__)m 祇園祭ネタばかりでスミマセン。今回は「前祭(さきまつり)」「後祭(あとまつり)」の宵山期間中(前祭宵山7月14日~16日、後祭宵山7月21日~23日)、各山鉾町の会所で授与されているご利益グッズ(授与品)をピックアップします。※以下、写真を多く掲載しています。ご注意ください<(_ _)>

■ 各山鉾の授与品といえば、疫病災難よけの「ちまき」

祇園祭の御本社「八坂神社」、また各山鉾の会所では「ちまき」が授与されています。「ちまき」については『2015 祇園祭山鉾参観案内書』の説明がわかりやすいので、そちらを引用します。

祇園祭の粽(ちまき)は、邪気を払い、疫病や災難よけのお守りとして作られ、八坂神社や山鉾町で分与されます。翌年の祇園祭まで門口に吊して、疫病や災難除けとしています。

祗園祭、八坂神社の「厄除ちまき」 - とこてく京都

祗園祭、「大船鉾」の粽、御朱印 - とこてく京都

■ 前祭宵山にて〜「蟷螂山(とうろうやま)」の「蟷螂おみくじ」

前祭の宵山期間中には以前、少しご紹介した(祇園祭のお土産にピッタリ!!! 「鉾ケース」入りの「祇園ちご餅」 - とこてく京都)「蟷螂山」の「蟷螂おみくじ」に再チャレンジ!!! おみくじを引く手順は以下の通りです。

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まず初穂料を納めます。そして(上写真には写っていませんが)手もとにあるハンドルをぐるぐるぐるぐる…と回します。カマキリさんが半周した辺りで上写真、朱色のお宮(朱色の社殿)の中から“木のボール”が現れ、そのボールはカマキリさんが手に抱える箱の中にポトンッ!と落下。木のボールには番号が書かれているようです。

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さらに半周して番号が書かれた“木のボール”を運ぶカマキリさん。カマキリさんが神様のお告げを運んできてくれるのですね(*^▽^*)

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ぐるぐるぐるぐる一周してはい、どうぞ! カマキリさんが運んできてくれたお告げは…

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「吉」^^;; 来年、またいつか蟷螂おみくじにチャレンジされる方もいらっしゃると思いますので、その内容はヒミツにしておきます^^

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蟷螂山の巡行時には御所車の車輪や、御所車の上の蟷螂が“からくり”で動きます! ※なお、上写真は会所前に設置されていた蟷螂山です。巡行風景は過去記事をご参照ください(祇園祭 前祭 山鉾巡行:その2/孟宗山~綾傘鉾 - とこてく京都)。

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蟷螂山の会所ではさまざまなカマキリさんに出会えます。先の「蟷螂おみくじ」や、こちらは折り紙のカマキリさんですね。どうやって折るのだろう? リアル!

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駒形提灯にもカマキリ^^ 愛嬌たっぷりの表情です^^

■ 後祭宵山にて〜「八幡山(はちまんやま)」の「鳩笛」「鳩鈴」

昨年「八幡山」で購入した“豆サイズ”の「鳩鈴」を紹介しました(以下過去記事。“豆サイズ”のサイズ感がわかるかと思います)。やっぱり…1羽ではさみしいので^^;; 今年、新しい仲間を迎えました(^▽^)

tokoteku.hatenablog.jp

新しい仲間…「鳩笛(はとぶえ)」サンと、「鳩鈴(はとすず)」サンです。じゃんっ(^-^)

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八幡山」の袋の上に3羽、並べてみました^^ 一番手前が“豆サイズ”の「鳩鈴」。「八幡山」という山の名称の右手に置いたのが、“中サイズ”の「鳩鈴」、そのお隣は「鳩笛」です。「鳩鈴」は「大/中/小/豆」の4種類あり、それぞれ「白(色)」と「赤(色)(※ピンク色)」があるようです。「鳩笛」は(おそらく)“大サイズ”1種類(?)のみ、こちらも「白」と「赤」があると思います。

巡行時、「八幡山」の山の上には「八幡宮」が祀られ、その鳥居の上部には2羽の鳩が向かい合って止まっていますね。「鳩鈴」「鳩笛」はこの雌雄一対の鳩をモチーフに製作されたものなのだそうデス。雌雄一対の鳩は「夫婦和合のしるし」として信仰されています。

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雌雄一対の鳩は左甚五郎作と伝えられ、巡行時には「復元・新調」された鳩が設置される。※このほか巡行の模様は過去記事をご覧ください(祇園祭2016〜「後祭 山鉾巡行」その2 鈴鹿山〜大船鉾/「花傘巡行」 - とこてく京都)。

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上写真は「復元・新調」された、鳥居の上に設置される雌雄一対の鳩。宵山期間中、「新・旧」の鳩が会所で見られます。左甚五郎作と伝えられる鳩の写真は過去記事をご覧ください(祇園祭~後祭 山鉾巡行 その1/橋弁慶山~南観音山 - とこてく京都)。

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会所の提灯にも「鳩」。2羽の「鳩」で「八」の字が表されています。よ~~~~く見ると、鳩のくちばしが「あうん(阿吽)」になっていますネ。左の鳩が「あ(阿)」、右の鳩が「うん(吽)」。

さて「鳩笛」「鳩鈴」の話題に戻ります。あまりに可愛すぎて♡色々な角度から撮影しました^-^/ 「鳩笛」「鳩鈴」大特集!!!

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ポッポロ(どうも)(※鳩の鳴き声をイメージ^^;;)、「鳩笛」デス。私は実際に吹いていませんが^^;; 鳩笛は“子どもの夜泣き封じ”のご利益があるそうですヨ。

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ポロッポ(こんにちは)、「鳩鈴」(中サイズ/赤)です。

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隣り合わせてみました。

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向かい合わせてみました。

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割り込ませてみました。(真ん中は)“豆”サイズです。いくらでも遊べそうでしたが^^;;(アカン!!! 遊んでは…)、この辺りで特集はおしまい。今、鳩サンたちは飾り棚に飾っています。見るたびに微笑ましく、その可愛さで心が和らぐ…これも一つのご利益なのかもしれませんネ(*^▽^*)

■ 後祭宵山にて〜「鷹山(たかやま)」の「犬のストラップ」

「犬のストラップ」を紹介する前に、まずは「鷹山」を簡単に紹介します。鷹山は江戸後期の文政年間、大雨の被害に遭って以来、残念ながら巡行に参加できていない「休み山」です。現在「鷹山復興事業」が進められています。後祭宵山期間中は御神体をお祀りする「居祭(いまつり)」が行われ、その会所では御神体を拝観することができるほか、さまざまな授与品が販売されています。

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鷹山の会所にて。提灯には「鷹」が描かれています。

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鷹山の御神体、左から在原行平といわれる「鷹匠(たかしょう)」、在原遠瞻(とおきも)といわれる「樽負(たるおい)」、在原業平といわれる「犬飼(いぬかい)」。

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鷹匠」の左手(写真向かって右手)には「鷹」が止まっている。御神体の左に(少し)見える「見送(みおくり)」は皆川月華作「染彩猛禽図」。

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「樽負」は手に粽を持ち、樽を背中に負う。

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「犬飼」は犬を連れている。

さて、写真下は「鷹山」で授与されていた“犬のストラップ”です。友人へのお土産に購入しました^^ 小さくってカワイイんですよ!!!

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上述した犬を連れている「犬飼」の「犬」を模したものですね(*^▽^*) つぶらな瞳が愛らしい(*^▽^*) 赤いマフラー?(何ていうんだろう? 首輪? 首飾り?)がオシャレです^^

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犬の背中には「鷹山」という山の名称が記されています。

各山鉾の会所飾りや授与品を見て回り、お買い物するのも祇園祭の楽しみの一つです^-^/

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このたびも最後までご覧いただき、ありがとうございました(^-^) 祇園祭ネタ…続くかと思いますm(__)m どうぞよろしくお願い申し上げます。

祇園祭2016〜「南観音山」の「あばれ観音」

京都市東山区に鎮座する「八坂神社」の祭礼「祇園祭レポート、続きますm(__)m 今回は「後祭 山鉾巡行(あとまつり やまほこじゅんこう)」(7月24日催行)の前夜、7月23日「南観音山(みなみかんのんやま)」会所京都市中京区新町通錦小路上ル)で行われた…その名も…

「あばれ観音」です!!!

何ともインパクトのある行事名ですね(O_O)  多数ある山鉾の中でも南観音山固有の行事で、後祭巡行を控えた前夜7月23日の夜間、それも深夜23時頃から行われます。

南観音山は「楊柳観音(ようりゅうかんのん)」と「善財童子(ぜんざいどうじ)」をお祀りする山。布で覆った楊柳観音を輦台(れんだい)に乗せ、紐で縛り付けてしっかりと固定。法被姿の担ぎ手が楊柳観音が乗る輦台を担ぎ、「ワッショイ! ワッショイ!」という勇ましい掛け声とともに町内を駆け巡ります!!! この勇ましく駆け巡る様子が“あばれ観音”と呼ばれるゆえんなのだと思います^^ なおこの行事のいわれは定かではなく、いくつかの説があるそうです。善財童子も同じく布で包まれ、楊柳観音が乗る輦台を先導します。

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南観音山の会所周辺には「あばれ観音」の登場を待つ人々で賑わっています。

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「あばれ観音」が会所から担ぎ出されてきました! 先に深夜23時頃から始まる…と書きましたが、実際に輦台が出てくるのは23時30分くらいだったと思います。会所から出てきたところで「ワッショイ! ワッショイ! ワッショ~イ!!!」という掛け声とともに担ぎ上げられます。そして北へ向かって疾走! ※上の写真では輦台に乗る楊柳観音の全貌がわかりづらいですね^^;;

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「ワッショイ! ワッショイ! ワッショ~イ!!!」

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疾走&北上! こちらの写真で楊柳観音が布で覆われ、しっかりと紐で固定されている様子がわかるかと思います。

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北から南へ、南から北へ、町内を3周します。上の写真は南下していた輦台が再び北上する様子。暗くてわかりづらいですが、光り輝く「駒形提灯(こまがたちょうちん)」の前に楊柳観音が小さく見えます。写真真ん中、浴衣姿の男性が抱えているのは楊柳観音が乗る輦台を先導する善財童子。善財童子も布にくるまれています。

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「ワッショイ! ワッショイ! ワッショ~イ!!!」

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楊柳観音、すごい存在感! 迫力ある「あばれ観音」を見せていただき、晴れやかな気分に! 気持ちスッキリ爽快!ありがたいご利益です。ありがとうございました。

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「あばれ観音」が終わった後、楊柳観音と善財童子は山の上に安置されます。

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山の上に楊柳観音と善財童子が安置されている様子です。「あばれ観音」が終わり、上の写真を撮影したのは24時前くらいのこと。翌7月24日は朝早くから巡行が行われました。

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「あばれ観音」が行われた次の日、後祭巡行が行われました。上の写真は南観音山の巡行風景です。山の上には楊柳観音と善財童子が安置されています。

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南観音山の昼間の会所風景も紹介。宵山期間(7/21~7/23)に撮影したものです。

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宵山期間、南観音山の会所を拝観、山の上に搭乗しました(拝観料300円)。写真右手にある階段をのぼり、搭乗します。山の上は結構高く、少し怖かった^^;;

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先の記事(祇園祭2016~「後祭 山鉾巡行」 その1:橋弁慶山~南観音山 - とこてく京都)で紹介した山を飾る「見送(みおくり)」です。龍の双眼には「クレサンベール・ルビー」が用いられています。

以下写真は南観音山の四隅を飾る「薬玉」。楊柳観音は別名・薬玉観音と呼ばれることに由来するのだそうです。梅、菊、蘭、竹の「四君子」が深彫りされています。

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梅。

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菊。

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蘭。

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竹。

来年、再来年…祇園祭宵山に来られたらぜひ山鉾をじっくりと鑑賞してみてくださいね。暑いor雨が降るかもしれませんので、暑さ&雨対策は必須です^^

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このたびも最後までご覧いただき、ありがとうございました。祇園祭レポート、続くと思いますm(__)m どうぞよろしくお願いします。

祇園祭2016〜「後祭 山鉾巡行」その2 鈴鹿山〜大船鉾/「花傘巡行」

京都市東山区に鎮座する「八坂神社」の祭礼「祇園祭」。前回(祇園祭2016~「後祭 山鉾巡行」 その1:橋弁慶山~南観音山 - とこてく京都)に続き、去る7月24日に行われた「後祭 山鉾巡行(あとまつり やまほこじゅんこう)」「花傘巡行」の模様をお送りします。

■ 後祭 山鉾巡行 ----------------------------------------

巡行順7番目「鈴鹿山(すずかやま)」から最後尾(10番目)を飾る「大船鉾(おおふねほこ)」までの巡行風景です。

▼▽▼鈴鹿山(すずかやま)▼▽▼

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伊勢国鈴鹿山で悪鬼を退治した「鈴鹿権現」(瀬織津姫神[せおりつひめのかみ])を祀る「鈴鹿山」。

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鈴鹿権現は神面をつけ、能装束を身にまとい、金の烏帽子をかぶっています。左手には大長刀、右手には中啓(ちゅうけい:扇のこと)を持っています。

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写真の「胴懸(どうかけ)」(山を飾る「懸装品(けそうひん)」の一つ)は、洋画家・今井俊満原画による桜図綴織。

▼▽▼八幡山(はちまんやま)▼▽▼

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八幡山は地元・三条町内に祀る「八幡宮」を勧請した山。山上の小祠は総金箔の豪華なもの(゜o゜;

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鳥居の両端には江戸初期の宮大工、建築彫刻の名人・左甚五郎作と伝わる木彫りの「鳩」が飾られています。見えますでしょうか? 向かい合った雌雄一対の鳩は夫婦和合のしるしです(^-^)

▼▽▼鯉山(こいやま)▼▽▼

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中国の故事「登龍門」に取材した「鯉山」。龍門の滝を登る鯉が祀られています。躍動感があります! 鯉は檜材で、左甚五郎作といわれています。その全長は1m50cmあるのだとか。1m50cm…自分自身の背丈と比べると大きさが想像できますね。

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山の周囲を飾るタペストリーは16世紀、ベルギー・ブリュッセルで製作されたもので、国の重要文化財に指定されています。その図柄はギリシャの詩人・ホメロスによって書かれた叙事詩イーリアス」(トロイ戦争の物語)の一場面を描いたものといわれています。どのようにしてタペストリーが伝えられたのか?といいますと…。以下、鯉山でいただいた由緒書きを引用します。

鯉山のタペストリーは伊達政宗の命を受け慶長遣欧使節としてヨーロッパに渡った支倉常長ローマ法王に謁見した際に贈られた5枚の中の1枚ではないかと考えられています。鯉山には1790年頃「奥州の天寧寺から京の寺町頭の天寧寺を経て売り込まれた」との言い伝えが残されています。

伊達政宗、慶長遣欧使節団、支倉常長…遥か遠く歴史の出来事が身近に感じられるのでした(^-^)

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鯉山の巡行風景、河原町御池にて。前掲の写真は鯉の顔部分のアップでしたが、こちらの写真では鯉の後ろ姿が見て取れます^^

▼▽▼大船鉾(おおふねほこ)▼▽▼

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後祭巡行のしんがりを務める「大船鉾」。御神体は神功皇后。元治元年(1864)「禁門の変」でその大部分を焼失してから休み鉾となっていましたが、一昨年の平成26年(2014)150年ぶりに巡行復帰! 今年、船首の「龍頭(りゅうとう)」が復元新調されました。

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上の写真は会所に安置されていた龍頭です(後祭巡行よりも以前、前祭の宵山期間に撮影したもの)。ヒノキが使用されているらしく、辺り一面、ヒノキのさわやかな香りが漂っていました^-^

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大船鉾の巡行風景に戻ります。上の写真は「辻回し」の様子。青竹の上を滑らせ、90度方向転換します。

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「辻回し」の際、「音頭取」は4人。

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まるで空を泳いでいるかのよう。

■ 花傘巡行 -----------------------------------------------

後祭山鉾巡行に続き、「花傘巡行」が都大路を進みます。花傘巡行とは? 昭和41年(1966)に(もともと別々に行われていた)「前祭」と「後祭」が統合されたことに伴い、後祭巡行に代わって始められた行事。平成26年(2014)後祭巡行復活後も続行されることになりました。子供神輿、祇園太鼓、鷺踊等々、総勢1000人から成る華やかな行列です。

祇園祭~花傘巡行、そして還幸祭 神輿渡御 - とこてく京都

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最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。既に8月に入ってしまいましたが(>_<) 祇園祭レポート、以降も続くと思います<(_ _)> どうぞよろしくお願い申し上げます。