読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

とこてく京都

京都の御朱印めぐりや、お店めぐりなど。京都とこてく。どこへゆく。

「京都御苑」散歩、「京都御所」拝観の後にブレイクタイムはいかが? 「おづ OZU maizon de sake」(京都市上京区)さんへ。プラス、近隣の神社。

その他 京都グルメ 京都スイーツ、パン

以前、ご紹介した「おづ OZU maizon de sake」(京都市上京区)さん(以降「おづ」さんに略)。※お店の紹介、このほか今回掲載していない店舗風景写真は過去記事をご覧ください<(_ _)>

tokoteku.hatenablog.jp

先日「京都御苑」(上京区)を散策した帰り、ふたたび訪ねたところ新メニューが増えていました! 「おづ」さん、町家を改装した店内は“和モダン”な雰囲気。日本酒 or お酒を使った甘味をいただきながら、また気さくなスタッフの方々との会話を楽しみながら、くつろぎのひとときが過ごせます。今年7月から「京都御所」の通年公開も始まりましたので、京都御苑散策はもちろん、京都御所拝観の行き帰りにオススメしたいくつろぎスポットです。

京都御苑の中に京都御所があります。京都御苑は散策自由。京都御所は拝観日時が定められています。詳細はご確認くださいm(__)m

▼「おづ」さんの外観から。

f:id:croissant-croissant:20160830220147j:plain

町家を生かした瀟洒な佇まい。和の趣きたっぷり^^

f:id:croissant-croissant:20160830220148j:plain

「おづ」と書かれた看板の奥に見えるのは「虫籠窓(むしこまど)」。中二階にある土塗り、格子状の窓のこと。

f:id:croissant-croissant:20160830221404j:plain

ちょっとお顔が見えづらいかもしれません<(_ _)> こちらは「鍾馗(しょうき)」さん。以前こちらの記事で紹介しました(「北野天満宮」かいわいグルメ〜(プラス、出会ってしまった⁉︎「竹取物語」)。 - とこてく京都)。

f:id:croissant-croissant:20160830220149j:plain

日本酒&甘味メニューがあります。以前紹介した利き酒3種が楽しめる「アミュゼセット」のほか「お昼の粕汁セット(単品も有り)」「クリーミーきなこ」「甘酒」などなど。

▼店内へ。新メニュー!!!

f:id:croissant-croissant:20160830220152j:plain

今回訪れたところ、新メニューが登場していました。「おづプルミエご試飲」「金賞受賞酒特別試飲」etc…。「かき氷」もありました。例えば「氷『雪』酒粕マスカルポーネ」には、なんと“奈良漬”がトッピングされているようですヨ(O_O)

f:id:croissant-croissant:20160830221405j:plain

こちらも新メニュー「グリーンティ抹茶吟醸クリーム」。私はこちらをオーダーしました。私はお酒が飲めませんが、「おづ」さんの雰囲気が好きでたまに立ち寄ります。「こちらはお酒、キツくないですか?」と聞いてオーダーします^^; 本来はお酒を楽しむお店なのですが、スタッフの方々には丁寧に対応いただいて感謝いたしますm(__)m 「グリーンティ抹茶吟醸クリーム」の紹介はのちほど…。

f:id:croissant-croissant:20160830220154j:plain

安心してください、お水です。「おづ」さんは「日本酒のあるシーン」を提案するお店。お水も酒器で供されます。

f:id:croissant-croissant:20160830220156j:plain

「グリーンティ抹茶吟醸クリーム」。すごくスッキリとした甘さのグリーンティで、一気飲み!?してしまいそうなくらい美味でした♡ あ、一気飲みはさすがにもったいないので、じっくりと味わいましたヨ(^▽^) 飲んだ後も嫌な甘さが残らない、清涼感のあるグリーンティでした(^-^)

こちらのメニューには、三千院御用達「宗久」さんが「おづ」さんのために用意された抹茶と、特製グリーンティが使われているそうです。グリーンティにトッピングされている吟醸抹茶クリームには、白鹿さんの吟醸酒粕が使用されているとか。ほのかに日本酒を感じる大人な味わい♡ また、吟醸抹茶クリームの上にトッピングされている…まぁるい(おそらく)麩焼きせんべいも可愛らしいですネ(^-^) 麩焼きせんべいは「銭紋」をモチーフにした意匠かな?

f:id:croissant-croissant:20160830220155j:plain

こちらは友人がオーダーした「金賞受賞酒特別試飲」。日本酒の最高峰「全国新酒鑑評会」で金賞を受賞した日本酒なのだそうですヨ。友人は「うまいっ!!!」と感嘆の声をあげていました。具体的な感想は…今度、聞いておきます^^;;

▼店内の様子。

f:id:croissant-croissant:20160830220151j:plain

f:id:croissant-croissant:20160830220157j:plain

店内では日本酒のほか、酒器なども販売されています。このほか店内の様子は上掲の過去記事をご覧ください。

----------------------------------------------------------------

■ 「京都御苑」と「京都御所

合わせて「京都御苑(ぎょえん)」と「京都御所(ごしょ)」風景をお届けします。

● 京都御苑」は京都御所、仙洞(せんとう)御所などを囲む緑豊かな「国民公園で、いつでも自由に散策可能です。かつて江戸期には約200軒もの宮家や公家の邸宅が立ち並んでいたそうですが、明治以降、皇室の苑地として整備され、のち国民公園として開放されました。現在、約5万本以上の樹木が生育、小川が流れる広場もあるほか、テニスコート、グランドなどの施設もあります。自然とスポーツに親しめるスポットです。春には梅、桃、桜、秋には紅葉が愛でられます。テーブル&ベンチもあるので、私は行楽シーズン、お弁当を持って出かけます^^

● 京都御苑」の中に「京都御所」があります。鎌倉末期の元弘元年(1331)光厳天皇(こうごんてんのう)が里内裏(さとだいり)の一つ「土御門東洞殿(つちみかどひがしのとういんどの)」で即位されてから明治初期まで皇居とされていました。ちなみに里内裏とは平安京内裏の外に設けられた天皇の仮の御在所のことです。鎌倉末期から明治初期にかけて焼亡と再建を繰り返し、現在の建物のほとんどは江戸末期の安政2年(1855)に再建されたものだそう。

これまで京都御所を見学するには事前申込が必要、ただし年2回「春季・秋季一般公開」期間中は事前申込不要で参観することができました。今年7月から通年公開されています。※詳細はご確認ください。

▼以下は今年8月、「京都御苑」散歩の時に撮影。この後、「おづ」さんでのどを潤しました^^

f:id:croissant-croissant:20160830220145j:plain

サルスベリの奥に見えるのは「建礼門(けんれいもん)」。

f:id:croissant-croissant:20160830220146j:plain

青空に映えますね。

▼以下は昨年11月「京都御所 秋季一般公開」の期間中に撮影した京都御所風景です公開範囲や展示内容などが異なっている場合もあります。

f:id:croissant-croissant:20160830220137j:plain

「諸大夫(しょだいぶ)の間」。宮中に参上した人々の控えの間。「虎の間」「鶴の間」「桜の間」から成ります。こちらは狩野永岳(かのうえいがく)筆による「鶴の間」の部分。

f:id:croissant-croissant:20160830220138j:plain

「承明門(じょうめいもん)」から、京都御所の正殿(せいでん)「紫宸殿(ししんでん)」を望む。

f:id:croissant-croissant:20160830222325j:plain

f:id:croissant-croissant:20160830220140j:plain

「紫宸殿」は重要な儀式を執り行う最も格式の高い京都御所の正殿。明治天皇大正天皇昭和天皇即位の礼はこの「紫宸殿」で行われたそう。中央には「高御座(たかみくら)」が置かれています。高御座…即位の儀式で用いられる天皇の御座(ぎょざ)。

f:id:croissant-croissant:20160830220141j:plain

「紫宸殿」の前の「南庭(だんてい)」に「左近の桜」と「右近の橘」が植えられています。写真は「右近の橘」。

f:id:croissant-croissant:20160830220143j:plain

安心してください。

f:id:croissant-croissant:20160830221403j:plain

人形ですよ。

f:id:croissant-croissant:20160830220142j:plain

天皇の日常生活の場「清涼殿(せいりょうでん)」。昨年11月、舞姫たちが天皇、皇后の前で練習の成果を披露した年中行事「五節舞姫御前試(ごせちまいひめごぜんのこころみ)」の場面が展示されていました。『源氏物語』を思い出します。

f:id:croissant-croissant:20160830220144j:plain

「小御所(こごしょ)」。慶応3年(1867)「王政復古の大号令」(徳川家を外した新政府樹立宣言)が発せられた夜、新政府による徳川慶喜の処分をめぐる会議「小御所会議」が行われたところです。激論の末、慶喜の官位と領地の返上が決定。

----------------------------------------------------------------

▼「京都御苑」内に鎮座する神社。御朱印も紹介しています。

「京都御苑」(京都市上京区)の梅林(+御苑内に鎮座する厳島神社、宗像神社、白雲神社の御朱印) - とこてく京都

白雲神社(京都市上京区)の御朱印 - とこてく京都

▼「京都御苑」をゆく「葵祭」の模様。

5月15日、京都三大祭の一つ「葵祭」へ(プラス、葵祭限定御朱印)。 - とこてく京都

▼「京都御苑」、また今回紹介した「おづ」さんの近くにある「護王神社」。御朱印帳も紹介しています。

足腰の御守護「護王神社」(京都市上京区)~その1「茅の輪くぐりと猪がいっぱい」之巻 - とこてく京都

護王神社(京都市上京区)の御朱印帳 - とこてく京都

★ちなみに…護王神社で新発見した、瓦屋根の上のイノシシさん! まさかのイノシシで〆 (゜o゜;

f:id:croissant-croissant:20160831154422j:plain

f:id:croissant-croissant:20160831154423j:plain

----------------------------------------------------------------

このたびも最後までご覧いただき、誠にありがとうございました(^▽^)

豊臣秀吉を祀る「豊国神社」(京都市東山区)へ。月命日御朱印/刀剣御朱印/御朱印帳ほか

寺社めぐり 期間限定 御朱印 御朱印 行事、イベント

今回は豊臣秀吉を祀る「豊国神社(とよくにじんじゃ、ほうこくじんじゃ)」京都市東山区をガイド。豊国神社では旧暦8月18日が豊臣秀吉の命日に当たることから9月18日に「例祭」が、翌日19日、茶道・薮内流家元による「献茶式」が行われます(詳細はご確認ください)。

※以下写真、過去さまざまな時期に撮影した写真が混在しています。

f:id:croissant-croissant:20160824212801j:plain

豊国神社の鳥居。今年、元日に撮影したもの。正月三が日は普段は入れない「唐門」(後述)の奥に入り、「本殿」前でお参りすることができます。鳥居くぐると、正面に「唐門」(国宝)があります。

■ 豊国神社の由緒を簡単に ----------------------

豊国神社の御祭神は豊臣秀吉。秀吉は慶長3年(1598)8月18日、伏見城で死去。享年62、63とも。辞世の句「つゆとをちつゆときへにしわがみかな難波の事もゆめの又ゆめ」は有名ですね。

そして翌慶長4年(1599)秀吉の遺体は「阿弥陀ヶ峰(あみだがみね)」(標高196m)山上に葬られました。ちなみに秀吉の死去から埋葬まで時間が空いていますが、その亡きがらはしばらく伏見城内に安置されていたそうです。

同年、阿弥陀ヶ峰のふもとには豊国社が創建され、秀吉は「豊国大明神(とよくにだいみょうじん)」という神号(神の称号)で祀られます。しかし慶長20年(1615)大坂夏の陣で豊臣家が滅亡すると、徳川家康によって社領地は没収、神号も廃止され、社殿は荒廃の一途をたどることに…。それから実に250年以上の時を経た明治13年(1868)新政府の命によって「新日吉神宮(いまひえじんぐう)」(「御神猿(真猿)」が安置されている「新日吉神宮(いまひえじんぐう)」(京都市東山区)へ(プラス、御朱印)。 - とこてく京都)の神楽殿を仮拝殿として再興され、同13年(1880)には現在の社殿が再建されました。さらに大正14年(1925)には本殿の隣に秀吉の正室・北政所を祀る「貞照(さだてる)神社」も創祀されました。現在、「出世開運」「良縁成就」の神様として信仰されています。

■ 境内風景 -------------------------------------------

f:id:croissant-croissant:20160824212750j:plain

先に掲載した鳥居をくぐると、左手に「手水舎」があります。「五七桐紋」が見られます。

f:id:croissant-croissant:20160828161555j:plain

「手水舎」の水が出るところが可愛らしい(^-^) その図柄のモチーフは、菊紋と桐紋かな?

 

f:id:croissant-croissant:20160828162553j:plain

そして鳥居の正面に立つ「唐門」(国宝)へ。現在「唐門」で見られる彫刻群は退色していますが、往時は彩色され、きらびやかだったことでしょう。伏見城」の遺構と伝えられ、「国宝三唐門」の一つに数えられています。国宝三唐門とは、「西本願寺 唐門」「大徳寺 唐門」「豊国神社 唐門」。

f:id:croissant-croissant:20160828163004j:plain

「唐門」の前には豊臣秀吉の馬印をかたどった開運招福 諸願成就の「千成ひょうたん絵馬」がまさしく“千なり”に奉納されています!!!

f:id:croissant-croissant:20160824212749j:plain

また「唐門」の手前でリアルな「瓢箪」が栽培されていました。「東山瓢箪プロジェクト」さんが栽培されてらっしゃいます。豊臣秀吉ゆかりの東山地域において緑のカーテンや軒先で瓢箪を育て、風情ある街にしようという取り組みです。

f:id:croissant-croissant:20160828173818j:plain

同じく「唐門」の手前に蜂須賀桜(ハチスカザクラ)」が植えられています。阿波徳島藩主・蜂須賀家に由来する桜なのだそうですヨ。春に桜を愛でに訪れたいですね。

f:id:croissant-croissant:20160830153809j:plain

「唐門」にクローズアップ。中央の御神号額は後陽成天皇(ごようぜいてんのう:安土桃山・江戸初期の天皇)宸筆(直筆)による勅額なのだとか。

f:id:croissant-croissant:20160824212808j:plain

f:id:croissant-croissant:20160828171638j:plain

「唐門」に施された鶴の彫刻は「左甚五郎の目無し鶴」と称されているそうです。左甚五郎は江戸初期の宮大工、建築彫刻の名人。鶴の彫刻があまりに本物に似ているため、目を入れると飛び去ってしまう恐れがあることからあえて目が入れられていない…そのため「目無し鶴」といわれています。

f:id:croissant-croissant:20160824212757j:plain

「唐門」をくぐったところから撮影。普段は「唐門」の奥には入れませんが、正月三が日には門をくぐり、「本殿」前で参拝することができます。貴重な機会です。

f:id:croissant-croissant:20160824212751j:plain

f:id:croissant-croissant:20160824212752j:plain

f:id:croissant-croissant:20160824212755j:plain

門扉では「鯉の滝登り」が表されています。門をくぐると、出世できるといわれています。出世できますように!!!(※注※今年正月に撮影)。

f:id:croissant-croissant:20160824212753j:plain

「拝殿」の奥に見えるのが「本殿」です(※注※今年正月に撮影)。

f:id:croissant-croissant:20160828172939j:plain

豊臣秀吉を祀る「本殿」。たくさんの方々がお参りに来られていました(※注※今年正月に撮影)。

f:id:croissant-croissant:20160824212756j:plain

「本殿」の隣には「貞照(さだてる)神社」が鎮座。豊臣秀吉の正室・北政所が祀られています(※注※今年正月に撮影)。

■ 御朱印と御朱印帳 -------------------------------

f:id:croissant-croissant:20160824212806j:plain

△以前いただいた御朱印。

御朱印の由緒書きによりますと、墨書きは豊国神社に宝物として伝わる「豊太閤関白印」の御銘なのだとか。御銘…おそらく青銅製の関白印に刻まれた文字や文章のことだと思います。関白印はその中央に「関白」、その周囲に「壽比南山」「福如東海」とあるようです。「南山」は唐の都・長安の南に位置していた霊験あらたかな「終南山」のこと。「東海」は仙人が住むといわれる「蓬莱山」のある場所。「寿命も福も共に仙人と同じように永く多かれ」という祈りが込められているのだそう。

墨書きの上には「五七桐紋」が押印されています。参拝日の下には、豊臣秀吉が終生用いたといわれる印判、通称「みみずの糸印」をかたどった朱印が押印されていますね。ちなみに印判の印文には何が書かれているのか?解読した人はいないそうですヨ。おそらく…ですが、こちらの「みみずの糸印」は豊国神社オリジナル御朱印帳のみに押印されると思います(定かではありません)。

f:id:croissant-croissant:20160824212803j:plain

△今年8月にいただいた御朱印。

まずは右面、毎月18日、秀吉の月命日には「五七桐紋」の金印が押印されます。以前いただいた御朱印(上掲)と見比べると「朱印」(通常)と「金印」(月命日)の違いがわかると思います。そして左面、 通常、墨書きの中央には「関白」と記されますが、こちらは「豊国大明神」と記されています。なお、「関白」or「豊国大明神」はその日、御朱印を書いてくださる方によって異なるようです。

f:id:croissant-croissant:20160828130214j:plain

△こちらは「京都刀剣御朱印めぐり」「骨喰藤四郎(ほねばみとうしろう)」の特別御朱印。

骨喰藤四郎とは豊国神社 所蔵の名刀です。豊国神社をはじめ、「粟田神社」(東山区)、「建勳神社」(北区)、「藤森神社」(伏見区)では「京都刀剣御朱印めぐり」が行われています(~9月30日まで。詳細はご確認ください)。

鎌倉期につくられた日本刀「骨喰藤四郎」。その名のゆえんは「斬る真似をするだけで骨まで砕ける」という言い伝えから。京都粟田口の刀工・藤四郎吉光が、もと「薙刀なぎなた)」を太刀に仕立て直した「薙刀直し刀(なぎなたなおしかたな)」です。御朱印の右に「薙刀直シ刀」という墨書きが見られます。

もとは大友能直源頼朝から拝領した薙刀 → 大友家から足利尊氏に献上される → 松永久秀の所有となる → 再び大友家の所有となる → 大友家から豊臣秀吉に献上される → 豊臣家滅亡。徳川家の所有となる → 明治維新後、豊国神社へ奉納される…という歴史をたどっています。

f:id:croissant-croissant:20160824212804j:plain

△こちらは以前いただいた書き置きの御朱印です。

薄紫色の和紙に先に紹介した「豊太閤関白印」の御銘が墨書きされています。月命日に参拝していますので、墨書きの上の「五七桐紋」が金印です。

f:id:croissant-croissant:20160824212807j:plain

△以前授与いただいた豊国神社のオリジナル御朱印帳(五七桐紋、豊臣秀吉公花押)

白い紙をバックに撮影しましたら切り抜きのようになりましたね^^;; 上写真には“光の加減”で「五七桐紋」と「花押」が浮き出て見えていますが、通常は一見、黒一色に見える厳かなデザインです。ビニールカバー&ポストカード付きで以下写真のようなカタチで授与されています。個人的には好きな御朱印帳デザインの一つです。

f:id:croissant-croissant:20160824212805j:plain

△オリジナル御朱印はビニールカバー&ポストカード(2枚)付き。

ポストカードは「豊国祭礼図屏風」(重要文化財/狩野内膳 筆 豊国秀頼 奉納 豊国神社 蔵)の右隻部分、左隻部分です。上の写真では見えませんが、豊国祭礼図屏風には当時の……コスプレ!?が見られます(O_O) 

そのコスプレとは“山の幸 コスプレ”(゜o゜; “山の幸”って!?……“タケノコ コスプレ”です。タケノコの着ぐるみ!?を着た人物がいるんですヨ(゜o゜; 「豊国祭礼図屏風」は豊国神社の境内にある「宝物館」で見られます。

f:id:croissant-croissant:20160824212802j:plain

△こちらは「骨喰藤四郎御朱印帳」。

先に紹介した「骨喰藤四郎」の画像、「五七桐紋」とおそらく豊臣秀吉の馬印「千成瓢箪(せんなりびょうたん)」をモチーフにした紋がデザインされています。

----------------------------------------------------------------

このたびも最後までご覧いただき、ありがとうございました(^-^)

ビックリする!!! クッキー(゜o゜;

その他

 

友人からお土産に…

「ビックリするクッキー」をいただきました。

「ビックリするから(^-^)」

ひとこと添えられていただいたのが

こちらのクッキー。

じゃんっ!!!

 

f:id:croissant-croissant:20160829120518j:plain

 

友よ、ゴメン…。

普通の「さるぼぼ」クッキーやん(^-^)

「さほど、ビックリすることもなかろう?」と思いつつ、

箱を開けました。

じゃんっ!!!

 

f:id:croissant-croissant:20160829120519j:plain

 

おぉ!!! 「さるぼぼ」だらけ!!!

 

はっは~ん。

この“オール!! さるぼぼ!! ”状態が

ビックリなのか(*^o^*)と合点がいきました。

 

確かに、封を開けた瞬間、整然と並ぶ“オールさるぼぼ”は圧巻だけれど、

それほどビックリ度はなかったような……。

ノンノンノン、友よ、誇張し過ぎだよ。

 

さぁ、ビックリするクッキーのナゾが解けたところで

早速いただこうと思い、個包装の封を開けると……

 

 

なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ(O_O)

うひゃぁぁぁぁぁ(O_O)

 

 

f:id:croissant-croissant:20160829120520j:plain

 

ビックリ!!!

 

 

ビックリしました(O_O)

 

どこか影!?のあるニヒルな笑みを浮かべる

「さるぼぼ」兄さん!? (O_O)

何というか、その大人っぽさから、

もう、「さるぼぼ兄さん」と呼ばせていただきます<(_ _)>

 

でも、よく見ると愛嬌がありますね(^-^)

さるぼぼ兄さん、見慣れてきたゾ!

 

 

で、早速、パキッ‼︎(クッキーを噛む音)。

ひとくちいただきましたところ、

これが美味でございます♡

 

「もうひとくち!」と手もとのクッキーを見ましたところ、

ビックリ・リターン(O_O)

つなげて…ビックリターン(゜o゜;

 

f:id:croissant-croissant:20160829120521j:plain

 

さ、さるぼぼ、にいさぁぁぁぁぁん、

カムバ〜〜〜ック!!!

 

再び、ビックリ(゜o゜;

つなげて、ふたたびっくり(゜o゜;

 

ニヒルさが増した、さるぼぼ兄さん(T ^ T)

「カムバ~~~ック!!!」と言っても、

既に、さるぼぼ兄さんは胃袋の中に入り、一心同体。

 

f:id:croissant-croissant:20160829120517j:plain

 

とか、かんとか、言いながら

遊んでいる自分にもビックリ^^;;

 

で、でも……

さるぼぼ兄さんが今ここにいる間は楽しいですヨ。

封を開けるたび、食べるたび、

1枚1枚、さるぼぼ兄さんがいなくなるのはさみしくなぁ……って。

くっすん(;。;)

さるぼぼ兄さんとの楽しいひとときを噛みしめよ~っと(*^o^*)(こ、こわ)。

 

ということで!?

ビックリする“さるぼぼ兄さんクッキー”の一幕でした^^;

クッキーそのものはさっくりと歯応えも楽しく、

甘すぎない軽くいただけるクッキーでしたヨ。

友よ、楽しいクッキーをありがとう(*^o^*) 

 

こちらのクッキーは「フジコンフェ」さんによる販売。

決して「さるぼぼ兄さんクッキー」という商品名ではありませんので、あしからず。

正式には「さるぼぼの詩(うた)」です。

ユニークなクッキー、ありがとうございました\(^o^)/

 

●追記します。「さるぼぼ(猿ぼぼ)」とは“岐阜県高山の郷土玩具”。赤い布製で、その中に綿を詰めて作られる人形です。幼児のお守りとされます。遊んでしまってスミマセン<(_ _)>

f:id:croissant-croissant:20160829140114j:plain

我が家の「さるぼぼ」ファミリー(グッズ)です^^

----------------------------------------------------------------

★本日も最後までご覧いただき、誠にありがとうございました(^-^)

「真宗佛光寺派 本山佛光寺(仏光寺)」(京都市下京区)へ。心和む“手描きイラスト”御朱印(プラス、境内のセレクトストア&カフェ)。

寺社めぐり 御朱印 京都グルメ 京都スイーツ、パン お土産

今回は、京都市下京区にある真宗佛光寺派 本山佛光寺(ぶっこうじ)」をガイド。佛光寺京都市の繁華街、ビルや店々が立ち並ぶ「四条通」や「烏丸通」からそれぞれ何筋か通りを奥へ入ったところにあります。観光寺院ではありませんが、気軽に立ち寄って参拝できます(※参拝時間、ご確認ください<(_ _)>)。しばし都会の喧騒を離れ、厳かな空気と静寂に包まれた御堂で合唱。ひととき“無”になると、何というかパワーを得られるような気がします(^-^) 

※以下はいずれもこれまで異なる時期に撮影した写真です。なお「仏光寺」と表記される場合もあります。

f:id:croissant-croissant:20160827173644j:plain

阿弥陀堂門」をくぐったところにあるイチョウは「下京区・区民の誇りの木」に選定されています。高さ13.5メートル、幹周4.56メートル。秋の黄葉が楽しみですネ(^▽^)

■ 佛光寺の由緒を簡単に ---------------------------

佛光寺真宗佛光寺派の本山。その山号は渋谷山(じゅうこくざん)。御本尊は阿弥陀如来。鎌倉前期、承元(じょうげん)の法難(念仏弾圧)による流罪を許され、京に戻った親鸞聖人が建暦(けんりゃく)2年(1212)、山科の地に草庵を結んだことが同寺の始まり。その後、鎌倉末期の元応(げんおう)2年(1320)には山科から東山汁谷(しるたに)(現・渋谷[しぶたに]通。京都国立博物館辺り)に移転。安土・桃山期の天正(てんしょう)14年(1585)豊臣秀吉による大仏殿建立に際し、現在地に移ることになりました。

ちなみに…昔、京都には豊臣秀吉が奈良東大寺にならって創建した大仏殿がありました。こちらに関してはいずれご紹介できれば…。

佛光寺の話に戻ります。当初、その寺号は「興隆正法寺(こうりゅうしょうぼうじ)」でした。現在の寺号「佛光寺」になったのには次のような背景があります。かつて佛光寺の繁栄をねたんだ何者かによる御本尊の盗難事件が起こり、御本尊は竹やぶの中に捨てられてしまうことに…。その夜、後醍醐天皇の夢枕に東南の方角から“一筋の光”があらわれ、光が差し込む方向へ急ぎ人を遣わせたところ、御本尊を発見! 無事に御本尊が返ってきたことから、後醍醐天皇の勅願により「阿弥陀佛光寺(略して「佛光寺」)」の寺号を賜ったといわれています。「阿弥陀様の光が差す寺」という意味でしょうか(^-^)

■ 境内風景 -------------------------------------------

f:id:croissant-croissant:20160827173659j:plain

上写真「大師堂門」をくぐると伸びやかな空間が広がります。

f:id:croissant-croissant:20160827173639j:plain

「大師堂門」で見られる「佛光寺紋」の彫刻。

f:id:croissant-croissant:20160827173638j:plain

「大師堂門」をくぐると、「大師堂」があります。上の写真、右側の建物です。堂内は広く荘厳な雰囲気(※堂内の写真は撮影していません)。真正面に「見真(けんしん)」と刻まれたそれは立派な扁額が掲げられ、扁額の奥に「親鸞聖人坐像」が安置されています。おそらく「見真」とは「見真大師(だいし)」、親鸞聖人の諡号(しごう:死後の贈り名)。

また上の写真、左側の建物は「阿弥陀堂」。御本尊の「阿弥陀如来立像」が安置されています。先の「大師堂」と「阿弥陀堂」、2つの建物は廊下で結ばれています。

f:id:croissant-croissant:20160827173701j:plain

「大師堂」「阿弥陀堂」をつなぐ廊下の前にはシダレザクラが(^-^) 上述のイチョウと同じく、「下京区・区民の誇りの木」に選定されています。春には美しい桜が愛でられることでしょう^^

f:id:croissant-croissant:20160827173643j:plain

灯籠(とうろう)の獅子にクローズアップ。

f:id:croissant-croissant:20160827173658j:plain

f:id:croissant-croissant:20160827173651j:plain

可憐なピンク色のサルスベリが咲いていました。青空に映えますね(^-^) 木肌がスベスベとしていて木登りが上手な猿も滑ってしまう!?ことからサルスベリ、また夏から秋にかけて長く咲くため「百日紅」という名前があるそうです。

f:id:croissant-croissant:20160827173653j:plain

阿弥陀堂門」の彫刻。部分にクローズアップ。

■ 御朱印 ----------------------------------------------

佛光寺では心和むイラストが描かれた御朱印を頂戴することができます。今年7月、8月…と時期によって異なる墨書き&イラストの御朱印をいただくことができましたので、定かではありませんがイラストは不定期(?)に変わるのかもしれません。

f:id:croissant-croissant:20160827173641j:plain

今年8月にいただいた御朱印。墨書きは浄土真宗のおつとめに用いられる『正信偈(しょうしんげ)』の一節ですね。「大悲無倦常照我(だいひむけんじょうしょうが)」。

右面にはイラストと、「与えられた境遇で精一杯生きている」というイラストを説く言葉も添えられています。「照護」も「正信偈」の一節。「摂取心光常照護(せっしゅしんこうじょうしょうご)」。

f:id:croissant-croissant:20160827173642j:plain

今年7月に頂戴した御朱印。「常照(じょうしょう)」。こちらも「正信偈」の一節ですね。「大悲無倦常照我」。

f:id:croissant-croissant:20160827173640j:plain

以前頂戴した御朱印。上述と同じく「正信偈」の一節。「大悲無倦常照我」。

----------------------------------------------------------------

■ 境内にある「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学」さん

佛光寺にお参りされた後、ぜひ立ち寄っていただきたいスポットが境内にある「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学」さん。京都の「ロングライフデザイン」をテーマにした工芸品や生活道具に出会えるセレクトストア&季節の食が味わえるカフェ(カフェ名称は「DD食堂」)です。それぞれ佛光寺の「和合所」(セレクトストア)、「お茶所」(カフェ)の建物が利用されていて、まったりとした“和”の雰囲気の中でお買い物や食事、喫茶が楽しめますヨ(*^▽^*) 

※詳細は「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都芸術大学」さんを検索してみてください<(_ _)>

佛光寺の「和合所」を利用したセレクトストア。

f:id:croissant-croissant:20160827173700j:plain

f:id:croissant-croissant:20160827173652j:plain

f:id:croissant-croissant:20160827173647j:plain

f:id:croissant-croissant:20160827173646j:plain

佛光寺の“お茶所”を利用したカフェ「DD食堂」。

f:id:croissant-croissant:20160827173650j:plain

f:id:croissant-croissant:20160827173649j:plain

f:id:croissant-croissant:20160827173648j:plain

お茶所なので店舗前には茶釜があります^-^ 茶釜だと思います。茶釜の奥に見える縁側に座ってテイクアウトメニューをいただくこともできます。

f:id:croissant-croissant:20160827173645j:plain

「京都定食」「今月のおうどん」「焼きおむすびのだし茶漬け」等々の食事メニュー、「クリームあんみつ」「冷やしぜんざい」等々の喫茶メニューがあります。訪れた時の「京都定食」のメインは「白練りごまを使ったマーボー豆腐」でした。あ、アルコール(京都の地ビール、地酒)もありましたヨ。なお、私は飲めません^^;;

f:id:croissant-croissant:20160827173654j:plain

低めの座椅子はと~っても座り心地が良かったです^^ テーブルとセットで、“モダンなちゃぶ台”という感じです。写真撮影はしていませんが、店内には仏様(仏像)もいらっしゃいました。仏様に見守られながらの食事や喫茶タイム…お寺にあるカフェならではですね!!!

f:id:croissant-croissant:20160827173655j:plain

「京都定食」あるいは「焼きおむすびのだし茶漬け」を食べたかったところなのですが…今回はカフェメニューを^^;; 多彩なメニューの中から「赤紫蘇サンデー」を選びました。「赤紫蘇ゼリー」の上に、た~っぷりソフトクリームがオン!!! 赤紫蘇ゼリーには大原「志ば久」さんの赤紫蘇が、またソフトクリームには北海道「ノースプレインファーム」さんの絞りたて牛乳が使われているそうですヨ。

赤紫蘇ゼリーは、ま・さ・し・く…“紫蘇味”ダ!!! 和風な酸味が味わえる、プリプリとした歯ごたえも楽しい甘味でした(*^▽^*) 色もキレイですよね^^

f:id:croissant-croissant:20160827173656j:plain

ソフトクリームは超・ミルキー!!! こちらのまぁるいお盆も可愛らしいナ、と^-^

佛光寺へお参りした後、お土産お買い物タイムや、ランチorカフェタイムを過ごしてみてはいかが?

----------------------------------------------------------------

このたびも最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。強い勢力の台風が近づいてきているようです。皆様、お気をつけくださいね。

「世界遺産 元離宮二条城」散策。プラス、「入城記念符」

京都スイーツ、パン

京都の夏は独特の暑さがある、と思います。過日、他府県から京都観光に来られていた方とお話しする機会があった時、京都のとんでもない暑さに閉口されてらっしゃいました^^;

夏、京都観光に来られる方はぜひとも日傘を、お子様もお子様用の日傘を利用されることをおすすめします。日傘でなくとも帽子は必ず…。今の時期、とにかく午後からの暑さ、西日が強烈です(O_O) 特に先週末はそうでした(>_<) 私は日傘を楯に!?…京都のまちをとこてく散策しています。暑い!暑い!といいながら、この猛烈に粘りっけ⁉︎のある暑い夏が過ぎていくのがさみしい今日この頃です。

前置きが長くなりましたが^^;;

今回は「世界遺産離宮二条城」(京都市中京区)散策。

これまでにも二条城は紹介したことがありますが、あらためまして…。過去記事と重複する内容がありますことご了承ください<(_ _)>

■ 城内散策 -------------------------------------------

二条城は慶長8年(1603) 徳川幕府初代将軍・徳川家康京都御所の守護、及び、将軍上洛の際の宿泊所として造営されました。徳川家康豊臣秀吉の遺児・秀頼の会見場所としても知られていますね。のち寛永3年(1626)、3代将軍・徳川家光後水尾天皇行幸(ぎょうこう:天皇の外出)を前に改修と増築を行い、現在の規模になったそうです。

時を経て慶応3年(1867)、徳川15代将軍・徳川慶喜は二条城(国宝「二の丸御殿」内「大広間」)において「大政奉還」を発表。現在「二の丸御殿」内「大広間」では居並ぶ諸大名(の人形)が「ははぁ〜!」っとひれ伏している様子を見ることができます。そして明治17年(1884)には二条城は宮内省が管理する「二条離宮」(天皇家の別荘)となりました。昭和14年(1939)宮内省から二条離宮京都市に下賜され、現在に至っています。さらに平成6年(1994)にはユネスコの「世界文化遺産」に登録されました。

入城時にいただけるパンフレットには見どころや沿革などが端的に紹介されていますので、日本史上の出来事を思い浮かべながら城内散策してみるのも一興です。

※主要参考※世界遺産離宮二条城パンフレットほか。

f:id:croissant-croissant:20160822165838j:plain

二条城は広い!!!です。総面積はこれまた想像がつかない数字ですが、総面積27万5,000平方メートルあるようです。ということは……甲子園球場およそ7個分(゜o゜;

f:id:croissant-croissant:20160822152955j:plain

絢・爛・豪・華 ~~~!!!!!

城内散策ルートとしては「東大手門」(チケット売場スグ)から「唐門(からもん)」へ。「唐門」は国宝「二の丸御殿」の正門。門の下から上を見ると、彫刻群が幾重にも重なって見えます。いつ見ても何度見てもその荘厳‼︎きらびやか‼︎な彫刻群に圧倒されます(O_O) それぞれの彫刻には「長寿」「平安」といった意味があるそうですヨ。

また唐門では至るところに「菊紋」の飾金具が見られます。これらは明治17年(1884)以降、天皇家の別荘であった「二条離宮」時代に取り付けられたもの。徳川時代にあった「葵紋」の上に「菊紋」をかぶせたり、「葵紋」を「菊紋」に作り直したりしているようです。徳川家の栄枯盛衰を感じますね。

f:id:croissant-croissant:20160822152937j:plain

「松、梅に鶴」。「長寿」の意味。

f:id:croissant-croissant:20160822152938j:plain

「牡丹に唐獅子」。「守護獣」なのだとか。

f:id:croissant-croissant:20160822152939j:plain

同じく「牡丹に唐獅子」。

f:id:croissant-croissant:20160822152941j:plain

「牡丹に蝶」。「長寿」の意味。唐門には何匹かの蝶々が舞っていて、花の蜜を吸っている姿が見られます。 

f:id:croissant-croissant:20160822175022j:plain

「松、薔薇に鳳凰」。「平安」の意味。バラの意匠は古くからあったのですね(゜o゜;

f:id:croissant-croissant:20160822152956j:plain

「唐門」をくぐると目の前には国宝「二の丸御殿」が! 唯一、二条城で残された江戸初期の遺構です。残念ながら御殿内は撮影できません<(_ _)> 「大広間」「蘇鉄の間」「黒書院」「白書院」の6棟から成り、建物面積は3,300平方メートル、部屋数は33、畳は800畳余りあるとか。キュッキュッと鳴る「うぐいす張りの廊下」を歩いて御殿内を見て回れます。

ちなみに…青い空の下の二の丸御殿。清々しい風景ですが、先述のようにこの日は灼熱の暑さでした^^;;

f:id:croissant-croissant:20160822152957j:plain

二の丸御殿、「車寄(くるまよせ)」の欄間彫刻。5羽の鸞鳥(らんちょう)、松、牡丹など。鸞鳥とは中国の想像上の鳥。また車寄は車を乗りつけて乗り降りするために玄関前に屋根を張り出して設けた場所のこと。

f:id:croissant-croissant:20160822154654j:plain

鸞鳥(らんちょう)にクローズアップ。精巧ですね(O_O)

f:id:croissant-croissant:20160822152944j:plain

こちらは…以下写真「釣鐘」の部分アップです。

f:id:croissant-croissant:20160822152958j:plain

幕末、二条城と、城の北側にあった京都所司代との連絡に伝われていた釣鐘。

f:id:croissant-croissant:20160822152946j:plain

特別名勝「二条城二の丸庭園」へ。池を中心とした書院造庭園。江戸時代の茶人、造園家・小堀遠州(こぼりえんしゅう)による作庭といわれています。

f:id:croissant-croissant:20160823171645j:plain

「二の丸庭園」には江戸期から「蘇鉄(ソテツ)」が植えられていたそう。写真右に見えるのが蘇鉄です。ただし現存の蘇鉄は当時のものがどうか不明。

f:id:croissant-croissant:20160822152945j:plain

二の丸御殿の屋根部分にクローズアップ。大きな「菊紋」の上に「葵紋」の瓦。「葵紋」が残っているスポットのようですね。葵紋…といいつつ、よく見ると“葉脈”がありません。だから可愛らしい紋に見えるのですが^^; 葉脈がないのには何か理由があるのでしょうか? 次回散策の課題です^^;

f:id:croissant-croissant:20160822152947j:plain

こちらの屋根瓦にも、可愛らしい形の「葵紋」が見られます。ちょっと日陰になっていてわかりづらいかもしれませんm(__)m

f:id:croissant-croissant:20160822152949j:plain

天守閣跡」。寛永3年(1626)伏見城から移築された5層の天守があったそうですが、寛延3年(1750)落雷により焼失。その後、再建されることはありませんでした。今、「天守台」(天守の土台)が残っています。天守台の高さは21メートル。

f:id:croissant-croissant:20160822152948j:plain

先の急な階段をのぼり…かつて5層の天守があったところへ。今はベンチがあるだけです^^;

f:id:croissant-croissant:20160822152959j:plain

天守台」からの眺め。かつて5層の天守があった時はさらに見晴らしが良かったのだろうな…と想像。今でいう京都市内一円、眼下に望むことができたのではないでしょうか?

写真、建物群は「本丸御殿(重要文化財/内部非公開)」です。明治期、「京都御苑」(京都市上京区)内にあった「旧桂宮御殿」が移築されました。移築される前、皇女和宮が居住した建物です。建物群の奥、写真中ほどにうっすらと見えている山は「比叡山」。

このほかにも見どころはたくさんあります(^-^) また、豊かな緑に包まれています。以下紹介する和カフェなどで休憩を挟みながらゆっくりと散策してみてくださいね(^-^)

■ 休憩所ほか ----------------------------------------

今回二条城を訪ねた際、城内の「休憩所」が新しくなっていて、オシャレな和カフェがオープンしていました。「京の日本茶スウィーツカフェ GREEN CAFE STYLE 茶乃逢(さのあ)」さんというお店です。

城内にあるのは茶乃逢さんの「二条城店」。京都市中京区三条通河原町東入ルに「三条本店」があるようです。お店でいただいたリーフレットを見ると、「三条本店」の「京の濃い濃い抹茶ベイクドチーズケーキ」がと~っても美味しそうでした。今度、「三条本店」に足を運んでみたいと思います(*^o^*)

さて、以下は二条城店の茶乃逢さんのメニュー看板です。特に右の…

f:id:croissant-croissant:20160822152935j:plain

黄金ソフト 新緑さざれ石が気になりました(O_O) 金箔1枚が貼り付けられた超豪華!!!ソフトクリームです。トッピングの新茶をまぶしたポン菓子、ツツジの花麩は「石庭」をイメージしたもの。食べたい……食べてみたい……けれど、1200円な〜り〜(;。;) う~ん、断念(T-T)

f:id:croissant-croissant:20160822152952j:plain

茶乃逢 二条城店さんはセルフスタイルの和カフェ。いろいろなメニューがあって目移りしてしまいましたが、この日、灼熱の暑さでしたので抹茶を詰めた氷を削って作る「抹茶氷」をオーダー(^▽^)

f:id:croissant-croissant:20160822152953j:plain

「抹茶氷」です。撮影している間に少し溶けました^^;; 抹茶の渋みが堪能できる大人な味わいのかき氷。氷はふわふわ♡ 白玉団子はツルッとぷりっと食感が楽しめました。カラダの中から冷えて、気分もすっきり☆

f:id:croissant-croissant:20160822152951j:plain

そして休憩所を出たところに…。可愛らしいピンクの水道が(^-^) 造りも蛇口もレトロな雰囲気なので、何か歴史があるのかも!?

■ 入城記念符 ----------------------------------------

f:id:croissant-croissant:20160822154531j:plain

写真右が世界遺産 元離宮二条城 入城記念符」です。御朱印を思わせる記念符ですね(O_O) 「世界文化遺産 元離宮二条城」と墨書きされ、葵紋の朱印が押印されています。収益の一部は「一口城主募金」として国宝・二の丸御殿をはじめ文化財建造物の本格修理事業に充てられます。

また左に小さく見える「缶バッジ」は以前購入したもの。こちらも「一口城主募金」の一環です。缶バッジはいくつかデザインがありましたが、公武合体」デザインを選びました。

----------------------------------------------------------------

▼「二条城」に関する過去記事まとめ。

「京の七夕」(堀川会場)へ。その1「二条城 二の丸御殿プロジェクションマッピング」ほか - とこてく京都

「どろぼう」、買ってみました^^(注)「どろぼう」とはお菓子の名前です。 - とこてく京都

二条城、華麗なる唐門。 - とこてく京都

世界遺産「元離宮二条城」(京都市中京区)で観桜。 - とこてく京都

京の七夕(堀川会場)~二条城二の丸御殿プロジェクションマッピング - とこてく京都

明日から「京の七夕」です。 - とこてく京都

----------------------------------------------------------------

このたびも最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。厳しい残暑が続きます。皆様、ご自愛くださいね。

そのモチーフは…刀! 「やわた走井餅老舗」さんの「走井餅」ほか

寺社めぐり お土産 京都スイーツ、パン その他

今回は寺社の門前名物探訪!

祇園祭、六堂まいり、陶器まつり、五山の送り火、岩清水八幡宮…といった記事をお送りしてきて…たどり着きました、スイーツネタに^^; 久しぶりの和菓子ネタです(^-^) 昨日、「岩清水八幡宮」(京都府八幡市)の見どころと御朱印をお届けしました。

tokoteku.hatenablog.jp

岩清水八幡宮への行き帰り、お土産に、またほっこりひと休みタイムに「やわた走井餅老舗(はしりいもちろうほ)」さんの八幡名物「走井餅(はしりいもち)」はいかが? 私は岩清水八幡宮へお参りする時、お土産に買って帰ります^^ やわた走井餅老舗さんは岩清水八幡宮の「一ノ鳥居」前にあります。

f:id:croissant-croissant:20160818204548j:plain

扁額の「八」の字が「双鳩(そうきゅう)」になっている岩清水八幡宮の「一ノ鳥居」の向かいに…

f:id:croissant-croissant:20160818204305j:plain

やわた走井餅老舗さんがあります。

以前、毎日放送の番組「ごぶごぶ」(←ご存じですか?)で浜田雅功さん、田村淳さんが訪ねてらっしゃっいました。

やわた走井餅老舗さんは江戸中期の明和元年(1764)大津(滋賀県)に創業。明和元年ということは…250年以上の歴史を有する老舗ですね。初代・井口市郎右衛門正勝が湧水「走井」を用いて餡餅を作ったことに始まり、明治43年(1910)、6代・井口市郎右衛門の四男・嘉四郎が名水で名高い石清水のふもとへ出店。その後、まもなく大津の本家が廃業となったそうですが、直系を受け継いだ八幡のお店が走井餅を守り、提供されてらっしゃいます。

「走井餅」そのものの写真は後掲しますが、その独特の形は“刀”を模したもの! 平安期の刀工(とうこう:刀剣を製作する人)、京都三条に住まいしたと伝わる三条小鍛治宗近(さんじょうこかじむねちか)が走井で名剣を鍛えたという故事に由来するとともに、剣難(けんなん:刀による災難)を逃れ、開運出世の縁起を担いだ意匠なのだそうですヨ。

ここからはあくまで私の主観ですが、刀に見立てたお餅を丸ごと食べて災難を払い、元気で生きていれば出世の道も開けるだろう!という願いが込められているのかもしれませんね。さらに刀をモチーフにするなんて昔も今も変わらず斬新な発想(O_O)といえるのではないでしょうか(^-^)

※主要参考※やわた走井餅老舗さんのパンフレット、由来書き(商品の包装紙)ほか

f:id:croissant-croissant:20160818220726j:plain

店内には大津の本家から受け継がれた看板が掲げられています。大津のお店は歌川広重東海道五十三次」の「大津宿(おおつしゅく、おおつじゅく)」に描かれたそうですから江戸時代から有名&人気店だったことがうかがえます。

f:id:croissant-croissant:20160818204306j:plain

明治の初め頃、江戸期に営まれていた旅籠(はたご:旅館)の建物をそのまま利用して営業されていたとか。旅籠時代の定宿を示した講札(上写真)が店内に残されています。

f:id:croissant-croissant:20160818204307j:plain

走井餅はお抹茶などの飲み物とセットでイートインすることもできます。走井餅のほかにもいろいろな和菓子、かき氷などもありましたヨ。今回、お土産用の走井餅を買って帰りました(以下写真)。

f:id:croissant-croissant:20160818204255j:plain

お土産用の走井餅を買って帰りました。

f:id:croissant-croissant:20160818204256j:plain

商品パッケージ(写真右)には“内のし”のような形で「走井餅の由来書」(左)がかけられていました。由来書にはお店の外観と石清水八幡宮の「一ノ鳥居」がイラストで描かれています。イラストを見ながら走井餅をいただく…土産話に花が咲きそうですね(^-^)

f:id:croissant-croissant:20160818204257j:plain

その細長い形のモチーフは“刀”。滋賀羽二重米の杵つき餅に北海道産の小豆を使用したこし餡が包まれています。

f:id:croissant-croissant:20160818204301j:plain

す、スミマセン<(_ _)> 走井餅はやわらかく、手に持ってお皿に移す時…グニョッと形が崩れてしまいました(T-T) 指でつまんだ跡が残っていますよね(;。;) 本来はもっと整っていますm(__)m 弾力のあるお餅に滑らかなこしあんが包まれています。お餅は滋賀羽二重米の杵つき餅、こしあんには北海道産小豆が使用されています。

★ちなみに…満一歳の誕生日を祝う伝統行事。餅“一升”と人の“一生”をかけた…「一升餅

走井餅を賞味しながらやわた走井餅老舗さんでいただいたパンフレットを見ていたところ、「一歳のお誕生日を祝う伝統行事 一升餅という文言に目がくぎ付けになりました(゜-゜) 子どもの満1歳の誕生日に一升の大きな丸餅(約2キロ)を風呂敷に包み、子どもに背負わせてお祝いする伝統行事があるのだそうです(O_O) 「一升」と「一生」をかけて「一生食べ物に困りませんように」といった願いが込められているとか。やわた走井餅老舗さんではオーダーメイドの「一升餅」を提供されてらっしゃいます(参考:やわた走井餅老舗さんのパンフレット)。

一升餅初耳でした(O_O) 皆さんの地域では「一升餅」でお祝いされますか?

----------------------------------------------------------------

★続・ちなみに…「三条小鍛治宗近(さんじょうこかじむねちか)」

「走井餅」は平安期の刀工、京都三条に住まいしたと伝わる三条小鍛治宗近が湧水「走井」で名剣を鍛えたという故事にちなみ、“刀”の形をしている…ことを紹介しました。

祇園祭ネタ復活!? 参考までに^^;; いろいろつなげた方が面白いかナ?と^^ 以下は祇園祭 山鉾巡行の先頭をつとめる「長刀鉾なぎなたほこ)」の写真(部分)です。小さくてちょっとわかりづらいと思いますが、大屋根の下に神剣を鍛える三条小鍛治宗近の姿が見られます。

f:id:croissant-croissant:20160819200032j:plain

長刀鉾」はその頂上にある「鉾頭(ほこがしら)」に疫病邪悪をはらう「大長刀」をつけていることに由来します。もともと三条小鍛治宗近が作った長刀が用いられていたとのこと。幕末から竹製の複製品が使われています。

f:id:croissant-croissant:20160819200204j:plain

さらに…京都市内には三条小鍛治宗近を祀る神社があります。その名も「鍛冶神社」。鍛冶神社は京都市東山区粟田口鍛冶町に鎮座する粟田神社」の末社です。以上についてはまた別の機会にご紹介できればと思います。

----------------------------------------------------------------

★おまけ…「八」の字が「鳩」、鳩を囲む円が「竹」のマンホール

f:id:croissant-croissant:20160818204308j:plain

石清水八幡宮へ参拝、やわた走井餅老舗さんで走井餅を買い、その後、京阪電話「八幡市」駅へ向かう途中、マンホールに目をやると…。マンホールの真ん中、「鳩」ですよね!!! こちらは八幡市の「市章」です。さらに真ん中の「鳩」を囲む円は「竹」がモチーフになっています。目をこらすと、竹の節が見えます。

「鳩」も「竹」八幡市にゆかりの深いもの。「鳩」は岩清水八幡宮の神様のお使いですし、「竹」についてはかのエジソン八幡市の「竹(八幡竹)」を使い、白熱電球の実用化に成功したとか。いやぁ、歴史って、つながりって、面白いですね(^-^)

tokoteku.hatenablog.jp

----------------------------------------------------------------

このたびも最後までご覧いただき、誠にありがとうございました(^^)/~~~

国宝「岩清水八幡宮」(京都府八幡市)の「八」の字が「双鳩」御朱印

寺社めぐり 御朱印

今回は京都府八幡市の「男山(おとこやま)」に鎮座する「岩清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)」の境内風景と…「八」の字が「双鳩(そうきゅう)」御朱印を紹介します。

※なお、“「八」の字が「双鳩」御朱印”は当方が便宜上、呼称しているものです<(_ _)> 石清水八幡宮のこのほかの見どころや御朱印帳など過去記事は当記事の最後にまとめています。

----------------------------------------------------------------

■ 今年2月、本社社殿群ほかが「国宝」指定されました!

「日本三大八幡宮」の一つに数えられている「石清水八幡宮」。今年2月、本社社殿群(「本殿」「摂社武内社本殿」「楼門」ほか10棟)と「附 棟札(つけたりむなふだ)3枚(修理時などに棟上げされた棟札)」が「国宝」に指定されました。先述の日本三大八幡宮とは「宇佐神宮」(大分県宇佐市)、「鶴岡八幡宮」(神奈川県鎌倉市)、そして「石清水八幡宮」をいうのだそうです。

■ 男山に鎮座。アクセス方法は?

石清水八幡宮京都府八幡市にある「男山」(標高142.5m)に鎮座。山上の本社社殿まで参道(階段)が整備されていますので階段をのぼってお参りすることもできますが、私は往路、京阪電車男山ケーブル」(同じく京阪電車八幡市」駅下車スグ。片道200円)に乗車、復路は参道の階段を利用して山を下ります。日が高いうち少しでも早めに本殿へ行き、帰りは余裕を持ってじっくり散策して帰ろう…という魂胆!?です^^;; また下山する方が体力的にもラクという利点があります^^;;

f:id:croissant-croissant:20160817171106j:plain

男山とそのふもとに境内地が広がります。境内面積は想像がつかない数字ですが^^;; 約25ヘクタール(約7万6000坪)あるとか。本社社殿や摂社などじっくり見てまわるには一日かがりになるかナ?と思います。ちょっとした遠足気分、冒険気分が楽しいですヨ(^-^)

f:id:croissant-croissant:20160817171101j:plain

京阪電車八幡市」駅下車、スグ近くにある「男山ケーブル」に乗って「男山山上」駅へ! 遠足気分が味わえそうですよね(^-^) ケーブルに乗る…といっても「男山山上」駅まで所要時間は2分くらいでしょうか!? あっ(O_O)という間に到着します。

f:id:croissant-croissant:20160817171102j:plain

男山ケーブル」の車窓から…。トンネルの向こうに見えるのは途中、行き交う車両です。旅情を感じる風景です。

■ 「男山山上」駅〜山道を歩く。

f:id:croissant-croissant:20160817212716j:plain

上の写真、「男山の野鳥たち」の案内板は「男山山上」駅を下車、岩清水八幡宮の本社社殿へ向かう山道の入り口にあります。いろいろな野鳥が生息しているのですね! 山道といっても整備されていますのでご安心を^^ 豊かな緑に囲まれていますので、市街地と比べると気温も少し低め。涼しかったですヨ^^

■ 「手水舎」に到着!

f:id:croissant-croissant:20160817212714j:plain

緑を楽しみながら山道を進むと、「手水舎」近くにたどり着きます。上の写真は「手水舎」の辺りから本社社殿まで伸びる参道を撮影したもの。写真奥に見える鳥居は「三ノ鳥居」です。「一ノ鳥居」「二ノ鳥居」は男山のふもとにあります。参道には灯籠がズラリ!と並んでいます(O_O) 境内には480余りの石燈籠が奉納されているのだとか。灯籠のカタチを見るのも一興です。

f:id:croissant-croissant:20160817171047j:plain

こちらは参道にあった灯籠の一つ。灯籠に刻まれているのは…双鳩かな? ※後述しますが、鳩は八幡大神(はちまんおおかみ)のお使い(神使:しんし)なのだそう。「神鳩(しんきゅう)」とも。

f:id:croissant-croissant:20160817213334j:plain

「手水舎」。額には「石清水つきぬみいつをとこしえにくみてあがめむ神の御光」と記されています。

f:id:croissant-croissant:20160817214522j:plain

「手水舎」のすぐ北には末社「竈神殿(そうじんでん)」があります。御祭神は迦具土神(かぐつちのかみ)ほか四柱の神々で、御神徳は台所守護。写真左に見える黒板には訪れるたび、異なる格言が記されています。以前は千利休の言葉でした。

■ 「南総門」をくぐり、参拝。

f:id:croissant-croissant:20160817171048j:plain

「南総門」から本社社殿(国宝)を望む。社殿が若干、西方向を向いているのがわかりますでしょうか? これは参拝の帰り、御祭神に対して背を向けないようにその中心をズラしているのだそうです。現在の社殿は江戸前期の寛永11年(1634)徳川家光による修造。

f:id:croissant-croissant:20160817171055j:plain

極!彩!色!(O_O) 目にも鮮やかな彫刻に出会える壮麗な「楼門」!

楼門(国宝)の奥に「八幡造(はちまんづくり)」(※)の「本殿」(同)があります。国内の八幡造の本殿の中では現存最古、最大規模を誇るのだそうです。※八幡造…切妻造(きりつまづくり:本の中ほどを開いて伏せた形の屋根)、平入(ひらいり:屋根が面に見える部分に入口がある構造)の建物を前後に2棟並べてつないだ本殿形式。

f:id:croissant-croissant:20160817171049j:plain

楼門の彫刻にクローズアップ! こちらは

f:id:croissant-croissant:20160817171050j:plain

こちらは

f:id:croissant-croissant:20160817171104j:plain

金色に輝く「阿吽(あうん)」の鳩も^^

右の鳩が「阿」、左の鳩が「吽」。鳩は八幡大神の神使(しんし)なのだとか。「阿吽の呼吸」で神前を守っているそうです。阿吽の呼吸…2羽で目的を成すには気持ちの一致が大切ということかナ。

◼︎ 岩清水八幡宮を“プチ学び”。

ここで石清水八幡宮の由緒を簡単に…。御祭神は応神天皇(おうじんてんのう)、比咩大神(ひめおおかみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)。三座の神々を総称して「八幡大神(はちまんおおかみ)」。御神徳は国家鎮護、厄除開運、必勝、交通安全、安産、病気平癒。

平安前期の貞観(じょうがん)元年(859)、奈良の大安寺の僧・行教(ぎょうきょう)が宇佐八幡神を男山に勧請したことに始まり、その翌年貞観2年(860)に社殿が造営されました。都の裏鬼門(西南)を守護する王城鎮護の神として、伊勢神宮に次ぐ「第二の宗廟(そうびょう)」として朝廷からあつく信仰されたほか、源氏一門は八幡大神氏神として崇敬。また、多くの武士から武運長久の神として信仰されてきました。

※主要参考※石清水八幡宮パンフレット、境内案内板ほか。

■ 本社社殿の周囲をめぐります。

以下のほかにも本社社殿の周囲には「信長塀」「鬼門封じ」「楠木正成公の樟」等々、見どころがたくさんあります。じっくり散策してみてくださいネ(^-^) 山上には休憩所もあります。また「昇殿参拝」(拝観料要)も行なわれています。※詳細は石清水八幡宮の公式ホームページをご確認ください。

f:id:croissant-croissant:20160817171054j:plain

双鳩がいますヨ。ほかにも双鳩がデザインされた吊り灯籠が見られます。

f:id:croissant-croissant:20160817212715j:plain

本社社殿の北東に鎮座する摂社「若宮社」(左)、「若宮殿社」(右)。若宮社の御祭神は仁徳天皇男性の守護神で学業成就、祈願成就の御神徳があるとか。若宮殿社の御祭神は応神天皇の皇女、女性の守護神で心身健康、祈願成就の御神徳があるそうです。

f:id:croissant-croissant:20160817171103j:plain

若宮社にて。彫刻のモチーフは鳳凰でしょうか? 優しさを感じるのはくちばしを開いたその表情が笑顔見えるからだと思います^^ 何か話しているようにも見えます。

■ 帰りは徒歩で男山を下山しました。

男山中腹にも摂社が鎮座。※私は往路「男山ケーブル」利用、復路は歩きで下山しました。摂社へはもちろん歩きで登山時、訪れることもできます。

f:id:croissant-croissant:20160817171105j:plain

下山途中、摂社へ。こちらは石清水八幡宮の社名の由来となった摂社「岩清水社」。宇佐八幡神が男山に勧請される以前から祀られていたのだとか。御祭神は天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)。御神徳は心願成就。写真左に見える石鳥居の奥には霊泉「石清水井」(井戸)があり、清水が湧き出ています。ちなみに石鳥居は江戸前期の寛永13年(1636)京都所司代(きょうとしょしだい)・板倉重宗(いたくらしげむね)が寄進したもの。

f:id:croissant-croissant:20160817171057j:plain

こちらは「松花堂跡(しょうかどうあと)」。石清水八幡宮の社僧(神社で仏事を行う僧侶)であった松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)が庵を結んだ場所。この地にあった建物は「松花堂庭園」(京都府八幡市)に移築されました。松花堂…どこかで聞いた名前ですね(O_O) 松花堂昭乗が使っていた「箱」(農家で種子入れとして用いられていた箱を改良し、使用)が松花堂弁当」のルーツになったそうですよ^^

f:id:croissant-croissant:20160817171058j:plain

摂社「高良(こうら)神社」。御祭神は高良玉垂命(こうらたまだれのみこと)。地域の氏神様で、心願成就の神様。吉田兼好の『徒然草』にも記されているそうです。後述する高良社の御朱印にも「徒然草 第五十二段の地」という印が押印されています。

f:id:croissant-croissant:20160817171100j:plain

男山のふもとに立つ「一ノ鳥居」の扁額。「八」の字は「双鳩」です(^-^) 平安中期の書家・藤原行成(ふじわらのゆきなり)の書を松花堂昭乗がそのまま書き写したといわれています。松花堂昭乗は江戸初期の僧であり書画家です。「そのまま書写」ということは…藤原行成の作による絵文字!? 王朝の絵文字といえるかもしれませんね。

----------------------------------------------------------------

■ 御朱印~「八」の字が「双鳩」御朱印

f:id:croissant-croissant:20160817171046j:plain

八幡大神」の「八」の字が「双鳩」で表され、右側の鳩が羽ばたいています。よく見ると年月、「平成ニ十八年」の「八」、「八月」の「八」も鳩(O_O) 「国宝」の印も押印されます。

f:id:croissant-croissant:20160817171042j:plain

右面は摂社「武内社(たけうちしゃ)」(国宝)の御朱印。武内社は本殿瑞籬(みずがき)内に鎮座。御祭神は武内宿禰命(たけしうちのすくねのみこと)。延命長寿の神様。角印の左下に見える「熊笹」は武内宿禰の神紋「熊笹紋」をモチーフにしたものなのだそう。「国宝」の印が押印されています。

左面は摂社「石清水社(いわしみずしゃ)」の御朱印。小さく見える「瓢箪」型の中には「霊泉」と刻まれています。「瓢箪」型は先述した石清水八幡宮の社僧・松花堂昭乗が使用した印をもとにした意匠。いずれも「平成ニ十八年」の「八」、「八月」の「八」が鳩です。

f:id:croissant-croissant:20160817171043j:plain

「高良神社」の御朱印。「徒然草 第五十二段の地」の黒印が押印されています。こちらも「平成ニ十八年」の「八」、「八月」の「八」が鳩です。

---------------------------------------------------------------

★「岩清水八幡宮」の過去記事。見どころや御朱印、御朱印帳など…

石清水八幡宮、八幡市駅周辺で出会った、エジソンと竹。 - とこてく京都

男山に鎮座する「石清水八幡宮」(京都市八幡市)の御朱印 - とこてく京都

「男山ケーブル」に乗って「石清水八幡宮」(京都府八幡市)へ(+御朱印帳)。 - とこてく京都

石清水八幡宮の御朱印帳 - とこてく京都

★ちなみに…「道途八幡宮」(京都市上京区)にも鳩がいっぱい!!!ですヨ。

源義経、奥州平泉へ旅立ちの地「首途八幡宮」(京都市上京区)の御朱印 - とこてく京都

★また…先日、「鳩」の朱印が押印された「若宮八幡宮(わかみやはちまんぐう)」(京都市東山区)の御朱印を紹介しました。

京の夏の寺社めぐり。「六道珍皇寺」~「京都五条坂 陶器まつり」~五条坂に鎮座する「若宮八幡宮」(プラス、御朱印)。 - とこてく京都

---------------------------------------------------------------

このたびも最後までご覧いただき、誠にありがとうございました! 実はこの日の夕方、京都市内に帰ってから映画「シン・ゴジラ」を見に行きました^^ 石清水八幡宮から映画館へ…東奔西走^^; また…何というか時空を超える感覚⁉︎ なので途中、ひと休み、ふた休み…して気持ちを切り替えました^^;; 「シン・ゴジラ」、面白かったです^-^/ 天羽々斬!(←見られた方はわかる?)。